■オーストラリアのオリーブオイルって?
南半球オーストラリアのオリーブの収穫は毎年3月から6月。
11月から3月くらいに収穫が行われる北半球とは時期は違えど、その温暖で太陽いっぱいの気候は地中海の国々と似ており、オリーブの生育には理想的なのだそうです。毎年、香りが豊かで不飽和脂肪酸を多く含むヘルシーなオイルが生まれています。
またオーストラリアの人々のオリーブオイルへの愛もひとかたならぬもの。一人当たりのエキストラヴァージンオリーブオイル年間平均消費量はなんと3リットルにものぼります。
■From tree to table(樹からテーブルへ)
コブラム・エステートはビクトリア州マレー・ヴァレー(Murray Valley)にある自社オリーブ農園のオリーブのみによってつくられます。
モットーは「From tree to table(樹からテーブルへ)」。徹底したトレーサビリティ管理からは、オリーブオイルという伝統食を守りつつも新しい時代の食卓を見据える生産者らしいこだわりが感じられます。
■美味しさの秘密は
6,200ヘクタールの広大な農園から収穫されたオリーブは迅速に倉庫に運ばれ、最先端設備を用いたコールドプレス式で搾られます。
高温にさらされることなく製造されたオイルは、オリーブの香りや風味が色濃く残す味わい深いものとなります。
日本でも販売されているコブラム・エステートを2本ご紹介します。
プレミアムラベルの「ウルトラプレミアム オヒブランカ」は、新鮮さで複雑なアロマが印象的な力強いオイルです。甘くクリーミーな舌触りは贅沢そのもの。贈り物などにもオススメです。
「クラシックフレイバー インテンシティ」は、果実のような香りのバランスの良いオイル。苦みやからみも適度にある穏やかな個性なので、日々のワインのお供にも。
■上質なオリーブオイルの楽しみ
エキストラバージンオイルを入手したなら、食べ方はやはり「生」で。まずはそのままパンに付けて食べると、味わいと個性が良くわかります。
さらにフレッシュなオリーブオイルを手軽に食べるのなら、まずは「かけるだけ」。ハムやチーズ、切ったトマトなどにも良く合います。
お料理ならば新鮮な魚を用いて定番のカルパッチョや、重厚な個性のオイルは牛ステーキを薄切りにしたタリアータにも。いつもの魚の塩焼きにかけて「ギリシャ風焼き魚」なんて遊んでみるのもおすすめです。
オリーブオイルはワインと同様、様々な味わいと、それぞれ料理との相性があります。自分の好きなオリーブオイルを探し、どんな料理に合うのか試してみるのも楽しいものです。
ヨーロッパ以外の新しいプレミアムオリーブオイルにも注目してみてはいかがでしょうか?
(くぼきひろこ)
*オーストラリア発 世界最高品質エキストラヴァージン オリーブオイル、コブラム・エステートが、「2015 Olive Japan 国際オリーブオイルコンテスト」において、3つの金賞、1つの銀賞を受賞!
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