Apple Watch Sport
もっとも購入しやすい価格帯がApple Watch Sportだ。
MacBookのユニボディに近い、マットな輝きを持つアルマイト処理されたケースは標準的なアルミニウムよりも60%も強度が高い。また軽くて強靱なIon-Xガラスディスプレイが用いられる。
バンドはiPhone 5cを思わせるカラフルなトーン。素材のフルオロエラストマーは油汚れにも強い。名前のとおり、タフなシーンでも安心して使うことができるモデルといえるだろう。
価格はレディース向けの38mmサイズが4万2,800円。メンズ向け42mmサイズが4万8,800円だ。
Apple Watch
スタンダードなApple Watchは、ケースに金属アレルギーが少ない316Lステンレススチールを用いている。フェイスガラスはサファイヤクリスタルガラスでボディと共に光沢感がある。
レザー、ボリマー、ステンレススチールと様々なバンドが用意されているのもApple Watchの特徴。全20モデルがラインナップされる。価格は6万6,800円から13万2,800円まで。
Apple Watch Edition
Apple Watch Editionはラグジュアリーラインだ。
18Kケースとなっているが通常の18Kとは異なり、アップルが特許を取得したApple Goldが用いられる。この素材は低密度セラミックス粒子を混ぜ込み、軽くしながらも強度を通常の金の2倍にまで高めている。フェイスガラスはApple Watch同様のサファイヤクリスタルガラスだ。
価格は128万円から218万円。日本では東京の伊勢丹および銀座のDover Street Marketで取り扱われるとのこと。
機能面ではどのモデルも同一
エクステリアの違いが価格の違いとなっており、内部構造としてはどのモデルも同一で機能面に違いはない。
ゆえにコストパフォーマンスで選ぶならApple Watch Sportがいい。実はバンド部は交換が可能。
各種スマートフォンの中でも、もっとも多くの専用アクセサリーが発売されるiPhoneと同様に、Apple Watchシリーズのベルトは純正品以外にも多数発売されると予想し、Apple Watch Sportのポップなバンドに抵抗がある人も、後にカスタマイズを楽しめるだろう。タフさにおいてもApple Watch Sportが最も優れている。
しかしスーツに合わせるのであれば、アルミケースのApple Watch Sportはやや華やかさが足りない。となれば、マテリアル感も楽しめるApple Watchシリーズも選択肢に入れるべきだ。
Apple Watch Editionはビジネスシーンにおいては不向きと言わざるをえない。パーティシーンで活躍するアイテムと見るべきだ。
(武者良太)
【関連記事】
「キャンプシーズンが待ち遠しい!」コールマンから最強のランタン登場
169万円の「音楽プレーヤー」を体験・・・その実力に驚愕!
キヤノンが送る最強の一眼「EOS 5Ds・EOS 5Ds R」どちらを買うべきか?
- 1
- 2