数年後の市販化も見据えているという「EXP 10 スピード6」。

そのデザインは航空機の胴体と主翼の空力形状からインスピレーションを受けたもので、低くワイドに構えたクラウチングスタイル、抑揚とねじれを効かせたライン使いなどの「筋肉美」に思わず見惚れる。

ひと目でベントレーと分かるデザインキューも豊富だ。メッシュグリルや4つの丸形ヘッドライトはもちろん、モータースポーツ由来の「レーシング・グリーン」がより鮮やかなメタリックとしてカラーリングされている。

また、最先端の3D金属を活かしたメッシュグリルやマフラー、ドアハンドルなど、クラフトマンシップ溢れる精密なディテールも見逃せない。

ポルトローナ・フラウ社の最高級レザーを奢り、異素材のアルミニウムと巧みに組み合わせたインテリアの装いは、ラグジュアリーの極みといっても過言ではないだろう。また、桜の木を直接加工してグラフィック効果を生みだしたというドアの内張りも新しい。

リアコンパートメントは、特別に仕立てられたフォーピースの旅行バッグをすっきりと収めるため、2つに分けるといった配慮がなされている。

パワートレーンは、新開発のハイブリッドシステムを想定。市販化の際には同ブランドの「コンチネンタルGT」と並び立つようにラインナップされ、カテゴリー最高レベルの性能が与えられるという。

写真：ベントレーモーターズ

（zlatan）

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