今回はそんなトミー ヒルフィガーのデジタルショールームの内部をとことん探ってみよう。まずこのデジタルショールームで一番注目すべき点は、タッチスクリーン式のインタフェースだろう。まずはこの動画をご覧いただこう。
[youtube width=”640″ height=”390″]https://www.youtube.com/watch?v=OVTlAcvmmvg[/youtube]
50cmx1mのインターフェイスは、高さ4メートルの壁全面に配置された超高解像度の4Kスクリーンに映写され、トミー ヒルフィガーのスポーツウェアやトミー ヒルフィガー デニムのコレクション全てを閲覧できる。
さらには全店舗での売り上げや、商品の全体像や細部を拡大して表示する事も可能となっている。
このインタラクティブなインタフェースにより、クライアントと納品について踏み込んだ話し合いを行えるようになり、さらに独自のブランド情報をプラスすることで、トミー ヒルフィガーというブランドのすべてを効率的に体験できるという。
ここ数年、トミー ヒルフィガーではサンプルの生産を減らし、注文書の印刷も最小限に抑えるという運動を進めている。
これが徹底されれば出荷の際の”環境への負担”が大幅に削減されるので、サンプルも注文書も必要としないデジタルショールームは、そのコンセプトに欠かせない存在と言えるだろう。
一見ハイテクな施設にしか見えないこのショールームに、トミー ヒルフィガーのエコ志向のスタンスが現れているということなのだ。
今後、トミー ヒルフィガーではこのコンセプトを全世界の市場に拡大する計画を策定中とのことなので、ブランドの様々な信念が詰まったハイテクなショールームが日本で見れる日も近いかもしれない。
お問い合わせ先: トミー ヒルフィガー ジャパン
(Lion-Maniacs)
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