こちらがLEXUS Sound Studio “F”のブース。白を基調とし、直線と平面で構成された空間には天井からたくさんのヘッドフォンが目を引きます。
展示車両は2台。世界のレースシーンで活躍するための「LEXUS RC F GT3 concept」と現在開発中のカスタマイズパーツを装着した「LEXUS RC F CCS concept」。
ブースについてレクサスブランドマネジメント部 J マーケティング室 高田哲文さんにお伺いしました。
――高田さんこんにちは。LEXUSがTOKYO AUTO SALONに出展するのは何回目ですか?
今回で3回目になります。2015年のブースのテーマはずばりサウンドです。LEXUSのスポーツモデル「F」の魅力を音というコンセプトで伝えたいと考えました。
――若い方への訴求ですか?
いえ、幅広い層の特にクルマに興味のある方たちに触れていただきたいと考えています。
――高級車軸で考える静粛性の方向ではなく、エクゾーストを楽しもうということですね。
そうです。趣味としてクルマとの関わりを提案している中で、スポーツカーの楽しさをサウンドで感じてほしいということです。
ブースには「M」と「S」と書いたヘッドフォン2種類があります。
「M」はミュージックでEDMユニットのSick Individualsが「RC-F GT3 concept」の走行音をサンプリングしたものをリミックスしたダンスミュージックを聴くことができます。
「S」はサウンドのことで実際に富士スピードウエイを走るRC-F GT3 conceptのエグゾースト音です。
――なるほど、クルマが好きな人にとってはワクワクする音ですね。特に「S」の方のエンジン音はレーシングカーそのものです。
迫力ありますよね。レース観戦の経験がない方でも、迫力ある走行のイメージを感じていただけると思います。
――さて、こちらに展示してある車両についてお聞かせください。
こちらですが、現在TRDで開発中のパーツを組み込んだCCS conceptです。CCSとは「サーキットクラブスポーツ」のことで、一般道からサーキットまでいろいろな場所で最高の走行体験ができるようなカスタマイズバージョンです。
――発売の予定は?
まだ正式には決まっていませんが夏ごろを予定しています。
もう一台のRC F GT3 conceptは国際レース規格であるGT3に対応した車両で、世界中のレースへ供給する予定です。
――こちらの活躍も楽しみですね!ありがとうございました。
「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」という開発コンセプトをもとにサーキットでも十分に楽しめる走行性能を持つこの「RC-F」。レース参戦をはじめ、2015年の動きがとても楽しみな一台です。
「LEXUS RC-F」の卓越したドライビングパフォーマンスをさらに知りたい!
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