メルセデス・ベンツのプレミアム・コンパクト『CLA』の2015年モデルが発表された。
どこまで日本仕様に反映されるか現状では未定だが、レーダー型衝突警告システムのCPA(コリジョン・プリベンション・アシスト)がバージョンアップ。先にデビューしたCクラス同様のCPAプラスを採用している。
CPAプラスはリアバンパーにもセンサーが埋め込まれていて、後続車の動きを察知。危険と判断される領域に入るとハザードランプを点灯させ警告を与えるというもの。また、ブレーキの与圧を高めて緊急ブレーキに備える機能をもつ。
その他では、ディスプレイモニターが8インチに。室内灯のカラーバリエーションは12色に拡大されている。装備内容からすると、ココまで記した項目は日本仕様に採用されそうだ。あとはディーゼルがラインナップされるかどうか、すでにスクープされているシューティングブレークの導入時期が何時頃なのか、気になるところだ。
Aクラスから始まったメルセデス・ベンツのプレミアム・コンパクト・シリーズも、それぞれにキャラクターが立った4車種となり販売も好調。今年だけでも全世界で25万台を超えるセールスを記録する。ちなみに『CLA』は昨年4月のデビューから累計10万台を突破した。
リヤドライブにこだわらなければ、もはや『CLA』で十分かもしれない。大きさは全長で4,640mmとCクラスと比較して50mm短いだけなのだ。ただし、ホイールベースはCクラスのほうが140mm長く2,840mmとなり、後席の使用頻度が高いユーザーは一考の余地がありそうだ。