googleのOS「Chrome OS」を搭載した「Chromebook」が、早ければ4月に東芝から発売される見込みであることがわかった。
タブレットの普及などで世界的にノートパソコンの需要が減っているが、このたび東芝は新OSを搭載したクロームブックでパソコン市場で巻き返しを図ろうとしている。
世界では中国や台湾が低価格帯のパソコンを次々に発売し価格競争をしているが、このクロームブックは米国では2万~3万円程度と割安に発売されており、東芝も低価格でクロームブックを発売し、中国、台湾製のパソコンに対抗し、現在の赤字状態からの長期的な巻き返しを図る戦略なのではないかと見られている。
気になるクロームブックの機能の特徴としては
・内蔵の記憶装置の容量が小さめに設計されている
・ソフトウエアが内蔵されたパソコンとは違い、インターネット経由で文書作成、表計算などのソフトを使うような形式になる
・ユーザーはGoogleのアカウントを利用して起動するので、セットアップなどが非常に簡単にできる
・USBポートが付き、充電用のmicroUSBポートもあり、Android端末の充電に使うものと同じ充電器で充電ができる
などの特徴が確認されており、ユーザーは新たな感覚でこのクロームブックを使用することができるのでは無いだろうか。
東芝は法人向けの商品販売の拡大や、固定費削減、割安なクロームブックの投入で新規需要を見込む。
今後このクロームブックはどのような流れでパソコンの勢力図に割って入ろうとするのか、WindowsユーザーもMacユーザーも注目すべき商品が日本に上陸しようとしている。