今、世界中が注目する街、オレゴン州ポートランド。
緑豊かな山脈など自然に恵まれ、そこで暮らすクリエイティブな人々の、ものづくりへのこだわりがあふれたクラフトフードや雑貨が、阪神梅田本店に多数登場する。
■ポートランドのクラフトビア文化
市内だけで70軒以上のブリュワリーがひしめき、その軒数が世界一を誇るポートランド。今回は全12ブリュワリーから約50種類のクラフトビアをラインナップし、日替わりで10種類をタップから提供。その日の銘柄は会場に行ってからのお楽しみ。
オレゴン州で親しまれてきた発泡性のお酒「ハードサイダー」や、街から近い畑のワイン、それぞれのお酒に合うフードも登場する。
■ポートランドで創業した「オリジナルパンケーキハウス」
1953年に創業したパンケーキの店が初登場。
ふわふわもちもち食感の秘密は、天然酵母を使用し、厳正な温度管理の下3日間発酵させる秘伝の生地による。
■クリエイティブな発想から生まれるスイーツたち
ポートランドの人々は常にクリエイティブ。日本ではなかなか交わらない「ビール」と「チーズケーキ」から新たな魅力が生まれた。 それが「スイートオブオレゴン」だ。
■「サードウェーブコーヒー」と、紅茶界のカリスマが立ち上げた店が登場
ポートランドが発祥の地と言われる「サードウェーブコーヒー」。農園から直接豆を買いつけ、自分たちで焙煎し、一杯一杯丁寧に淹れるのが特徴。
会場では街を代表する「スタンプタウンコーヒー」の豆を使い、日本のサードウェーブコーヒーの雄「パドラーズコーヒー」が淹れる自慢の一杯が味わえる。
また「スターバックスコーヒー」で飲まれている紅茶「TAZOティー」の創設者としても知られるアメリカ紅茶界のカリスマ、故スティーブン・スミス氏がポートランドに立ち上げたティーブランド「スミスティー」も登場する。
■クラフトマンたちが紹介する『POP UP PORTLAND』
「POP UP PORTLAND(ポップアップポートランド)」のコーナーでは、7ブランドのクラフトマンが来日するので、店頭で話をしながら実際に手にとって商品を確かめることができる。
「J Bird Collective(ジェイ・バード・コレクティブ)」バッグ・アクセサリー
洗練されたデザイン、ポートランドのクラフトマンシップによる多機能なバッグやカード入れなどを展開。
「Blaq Paks(ブラック・パックス)」メッセンジャーバッグ
日常使いもできる、すべてハンドメイドのメッセンジャーバッグ。
「Orox Leather Co.(オロックス・レザー・コー)」革製品・バッグ・財布
4代続いた革職人のマルティネス一家による、ハンドクラフトのレザーブランド。デザインと耐久性が両立した製品が人気。
「ORU(オル)」ジュエリー
日本の「織る」から名づけられたブランド。ガラスビーズを貴金属と組み合わせた個性的なジュエリーを展開する。
「Pistil Designs(ピスティル・デザイン)」ニット帽・スカーフ・バッグ
ポートランドらしい遊び心あふれる帽子を中心に展開。細部までこだわったデザインで、さまざまなシーンで活躍する。
「Cycle Dog(サイクルドッグ)」ペット用品
自転車のチューブを使った犬のリード、栓抜き付きの首輪など、アイデアあふれるペット用品ブランド。
このほか会場では、クラフトマンなどによるトークショーが連日開催される。
ポートランドの魅力に触れられる一週間だ。
■「ポートランドフェア2017」4月26日(水)〜5月2日(火)8階催場
https://www.hanshin-dept.jp/hshonten/special/portland/index.html/
(田原昌)