プラハの街中に突如現れる、不思議なモダンアートのカフェでひと息

中世の街並みが続くプラハ。その街中に突如として現れる不思議な形をした建物。

周囲とは全く違う形状をしており、色も華やかさがなくてつい見落としてしまう観光客も多いと聞くが、実はチェコにしか存在しない貴重な「キュビズム」の建築物なのである。

煉瓦色のような褐色の落ち着いた壁に、全体を引き締める黒。角張ったような雰囲気をもつ、シンプルな外観。

建物の一角には幼いキリストを抱いた肌の黒いマリア像があり、それ故にこの建物は「Dům U Černé Matky Boží(黒い聖母の家)」と呼ばれている。

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