蒸留所に余留として残されたアルコールをベースに用いたジン「Distiller’s CUT」の販売を行うエシカル・スピリッツ。
同社はその第2弾として、柑橘やラムネのような爽やかな香りのクラフトジン「Distiller’s CUT vol.2 “Botanica Bloom”」を、東京リバーサイド蒸溜所にて販売中だ。
蒸留所に残されたスピリッツを蒸留したジン
ジンの蒸留において、製品化されない蒸留の最初と最後の部分をベーススピリッツとして、新たにボタニカルを加え、再び蒸留し製品化したジンシリーズ「Distiller’s CUT」。
ジンを蒸留する際に、味わいの決め手となるのが “カット”という行程だ。美味しいジンを造るために最も大切とされるこの作業は、蒸留液の始め(ヘッド)と終わり(テール)の部分を別のタンクにカッティングし、蒸留家が香りを確かめながら製品化する部分を見極める。
酒粕焼酎を蒸留したLASTやビールなどを蒸留したREVIVEなど、様々なジンを蒸留するなかでカットされて製品化されることなく残されていたヘッドとテール。
東京リバーサイド蒸溜所では、そのようなカットから生まれたジンを「Distiller’s CUT」と名付け、バージョンごとに味わいが異なる数量限定のジンシリーズとして販売している。
また、ラベルデザインは、蒸留所と同じ台東区で活動するクリエイターが、ジンの香りと味わいを表現したイラストを採用した。
柑橘やラムネのような爽やかで懐かしい香り
「Distiller’s CUT」の第2弾となる「vol.2 “Botanica Bloom”」は、ジンに必要なジュニパーベリーの他に、レモン・八朔・オールスパイス・コリアンダー・アンジェリカルートなどのボタニカルを加えた。
それにより、柑橘やラムネのようなどこか懐かしく爽やかな香りが特徴で、ジンを初めて飲むという人にも馴染みやすい味わいに仕上げた。
このジンが手に入り、味わえるのは、蔵前にある東京リバーサイド蒸溜所併設のオフィシャルストアと、その2階にあるBar & Dining Stageの2か所のみ。
ストレートやロックはもとより、ソーダやトニックウォーターで割っても美味しく飲めるので、自宅で手軽に楽しめるのがうれしい。
下町風情が漂う蔵前は、新旧のカフェ・雑貨店などが点在する人気エリア。その散策の折にふらっと立ち寄って「Distiller’s CUT vol.2 “Botanica Bloom”」を求めてみたらいかがだろう。
Tokyo Riverside Distillery Distiller’s CUT vol.2 “Botanica Bloom”
内容量:375ml
アルコール分:47%
販売場所:東京リバーサイド蒸溜所
所在地:東京都台東区蔵前3-9-3 臼井ビル
公式サイト:https://ethicalspirits.jp/distillery/trd/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000054781.html
(高野晃彰)