宇宙の遺産と最先端テクノロジー。アポロ11号の技術が腕に宿る「DSKY Moonwatch」日本上陸 

英国発のスタートアップ企業Apollo Instrumentsが、革新的な腕時計「DSKY Moonwatch」の日本市場での発売を開始する。アポロ計画の遺産と最先端テクノロジーを融合させた本作は、世界31か国で高い評価を獲得。精密工学を重んじる日本の文化的価値観とも調和し、ミニマルながら革新的なデザインを愛する日本のコレクターに、新たな選択肢を提供するだろう。

アポロ計画のDNAを受け継ぐ腕時計

「DSKY Moonwatch」は、NASAのアポロ宇宙船に搭載されたアポロ誘導コンピュータ(AGC)を腕時計サイズに小型化したものだ。AGCは、当時としては画期的な小型コンピュータであり、宇宙飛行士を月まで導く重要な役割を果たした。中でも、ディスプレイとキーボードシステム「DSKY(ディスキー)」は、宇宙飛行士がAGCを操作するためのインターフェースとして不可欠。Apollo Instrumentsは、このDSKYを忠実に再現し、現代の技術と融合させることで、新たな腕時計を生み出した。

現代のポイント・アンド・クリック操作とは異なり、AGCの操作は動詞と名詞のコードを入力するという独特なものだった。「DSKY Moonwatch」では、この操作方法を再現。動詞と名詞のコードを使用することで、時刻、日付、アラーム、ストップウォッチ、GPSナビゲーションなどの機能を調整できる。まるでアポロ計画の宇宙飛行士になったかのような体験を、日常の中で味わえるのだ。

オープンソースで広がり、イノベーションへの扉を開く

「ユーザーの想像力次第で、可能性は無限に広がります」と語るApollo Instrumentsのクレイトン氏。その言葉通り本作はオープンソースのコアコードを採用しており、プログラマーは自由にカスタムコードをアップロードできる。AGCで使用されていたオリジナルのソースコードを移植したり、独自の機能を開発したりと、ユーザー自身が「DSKY Moonwatch」を進化させることができるのだ。

「DSKY Moonwatch」は、アポロ計画の精神と体験を再現したミニチュアの宝石だ。5年以上の歳月をかけて開発され、DSKYを4.6:1の縮尺で再現。フォントやバックライトの色合いまで忠実に再現されている。素材にもこだわり、軍用グレードのセラミックコーティングを施した316Lステンレススチール製ケースや、本場イタリア製のナッパレザーストラップを採用。精密な製造技術と高品質な素材によって、こだわりの強い時計コレクターや宇宙愛好家をも満足させる仕上がりとなっている。

クレイトン氏は「私たちは、こだわりの強い時計コレクターと宇宙愛好家の両方にとって魅力的な高品質な製品を作りたかったのです。この製品を完璧に仕上げるという責任の重さを強く感じていました」と語る。「DSKY Moonwatch」は、過去の偉大な技術遺産を現代に蘇らせ、未来へのイノベーションを刺激する、他に類を見ない腕時計と言えるだろう。

Apollo Instruments公式サイト:apollo-instruments.com

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000158760.html

(akihiro takeji)