ガラスのような透明度!大阪の老舗ゴムメーカーによる割れないシリコーングラス「KINJO JAPAN」

大阪の老舗ゴムメーカー・錦城護謨社のオリジナルブランド「KINJO JAPAN」から、弾力性・透明度の高い希少なシリコーンゴム素材を採用した、割れないシリコーングラスシリーズが世界へ。

金型設計などの成形技術によるシャープなカッティングデザインが美しい、耐寒・耐熱性を備える「割れないグラス」として注目を集めている。

錦城護謨社のオリジナルブランド「KINJO JAPAN」

錦城護謨社は1936年に大阪・八尾で創業。同社が展開する「KINJO JAPAN」は、“ゴムの可能性”を最大限に活用し、その魅力を発信するオリジナルブランドだ。

シリコーングラスシリーズ最大の特長は、ゴム特有の弾力性によって破損リスクが限りなくゼロ近く、「割れない」こと。日常からアウトドアまで、さまざまなシーンで長く使える。

グラスの飲み口部分をぐにゃりと曲げた様子

グラスの飲み口部分をぐにゃりと曲げた様子

高い技術によって実現する透明度

シリコーン素材は本来、透明度の高い素材だが、一般的によく目にするシリコーン素材は乳白色などの色がついたものが多い。

これは、弾力などの性質を出すために別の素材を混ぜているため。高透明でゴムの弾力性を維持する素材は高価で、希少価値の高いものだった。

また、通常のゴムに比べて高透明のシリコーン素材は埃や気泡が少しでも入ると目立ってしまい、扱いづらさもあるため加工には高い技術が必要とされる。

さらに、シリコーン素材をガラス同様の高い透明度にするには、徹底的に磨き上げた金型が必要とされる。金型が濁るとシリコーン素材も濁ってしまうからだ。

一方、金型は「磨き職人」がいるほど高度な技術が必須。磨き職人と何度も試行錯誤の末に開発し、完成したのが「KINJO JAPAN」シリコーングラスシリーズだ。

美しいカッティングと使いやすい機能性

同シリーズは八尾市が誇る高い技術を持った職人の手により、ガラスでは難しいとされるシャープなカッティングによる美しいデザインと、繊細な口当たりを実現した。

左:万華鏡のような輝きを放つグラスの底面、右:輝きの秘密を支える金型の一部

左:万華鏡のような輝きを放つグラスの底面、右:輝きの秘密を支える金型の一部

驚くことに同シリーズは電子レンジの使用も可能で、耐寒・耐熱性にも優れている。割れない上に、シリコーンオイルとして再利用もできるため環境にもやさしい。

ドイツで開催される世界的な見本市に出展

同シリーズを展開する錦城護謨社は2月7日(水)〜 2月11日(日)、ドイツ・フランクフルトで開催される国際消費財見本市「アンビエンテ」に出展。同イベントは世界中のバイヤーが集まる商談の場で、来場者はドイツをはじめイタリア、中国、オランダ、アメリカから集まるという。

ガラスのような透明度を誇る「割れない」革新的なグラスは、今後も世界から注目を集めそうだ。

KINJO JAPAN公式サイト:https://www.kinjojapan.com/
公式note:https://note.com/kinjojapan

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000018023.html

(hachi)