グローバル視点の広告を手掛ける「しいたけクリエイティブ」が、ただの観光地ではない“感動地”に相応しい、「ジャパントラベルアワード 2025」を発表した。
4度目となる今回は、過去最多の196件のエントリーから16の地域や企業がファイナリストとして選出。審査員による現地審査を経て、グランプリ・部門賞・特別賞が決定している。
評価基準はDEIやサステナビリティ
「観光からより良い社会をつくること」を目的とした同アワードでは、DEI(多様性・公平性・包括性)やサステナビリティ、インバウンドへの取り組みを審査。ただの観光地ではない、“感動地”に相応しい地域や企業を表彰している。
グランプリ:酒蔵ホテル KURABITO STAY
300年の歴史を持つ地元酒蔵とタッグを組んだ「酒蔵ホテル KURABITO STAY(長野県佐久市)」では、蔵人と同じように、酒造りのプロセスを体験することができる。
また、週末限定の営業とすることで、地域に住む女性が働きやすい“持続可能な環境”を創出。現在は、16歳から84歳の女性が活躍しているという。
審査員からは、「表面的でない、これほど充実した体験に出会うのは簡単なことではない」「地域経済への貢献度が素晴らしい」「SNSやWebサイトでの英語情報のレベルが高い」といったコメントが寄せられている。
ラグジュアリー体験部門:ツリーフルツリーハウス サステイナブルリゾート
自然とのつながりを濃密に味わえる「ツリーフルツリーハウス サステイナブルリゾート(沖縄県名護市)」は、遊び心にあふれた非日常を満喫できる、最高のデスティネーションと言えるだろう。
サステナブル部門:AiAii
天然藍染め工房の「AiAii(兵庫県洲本市)」では、古くなった洋服を持ち込んで自分好みの藍色に染めるなど、アップサイクルの実践も可能。経営しているのは、日本人とイギリス人の夫婦だという。
宿泊施設部門:箱根本箱
「箱根本箱(神奈川県箱根町)」は、出版業界の再興のために設立された、図書館と一体化した静かなホテル。旧東海道をテーマとした料理体験も魅力のひとつで、そこには地域農家や歴史にまつわるストーリーが詰め込まれている。
その他、ソーシャルインパクト部門やインバウンド部門、LGBTQ+部門などの受賞施設を公開中。それぞれの魅力をチェックしながら、次なる旅の計画を練ってみたい。
ジャパントラベルアワード 2025
公式サイト:https://japantravelawards.com/2025-winners-jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000073260.html
(zlatan)