響き渡るエンジンサウンド! 「SUZUKA Sound of ENGINE」イベントレポート

戦後復興、経済成長を支えた日本の自動車・二輪産業の歴史はすなわちレースの歴史といっても過言ではない。

sound of engine

世界で勝つにはレースで勝たなければならない。敗戦国としてプライドが失墜した一方、技術では負けない、情熱でも負けないという気概で自動車・二輪産業はレースで勝ち、製品は世界をリードするまでに上りつめた。ところが日本にはまだ足りないものがある。

sound of engine

それは自動車・二輪を文化・歴史として大切にすることである。

世界では様々なモータースポーツ、クラシックカーのイベントが存在し、多くのファンを集めている。例えばイギリスのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードやアメリカのモンテレー・ヒストリックカーレース&ベブルビーチ・コンクール・デレガンスがそうである。

SUZUKA Sound of ENGINEはこのようなイベントにするべく、鈴鹿サーキット、ホンダという枠を越えメーカー、2輪、4輪問わず、多くのレースマシン、スーパーカー、ヒストリックカーを集めて2015年5月23〜24日に行われた。