2つの“黒”から作られたウクライナワイン!香り高きエレガントな魅力があふれる新しいワイン

ウクライナワイン専用販売サイト「ヴィノピオネール」では、9月2日(月)から、ウクライナの7つのワイナリーから合計16種類ものワインを新たに販売する。土壌によって「西」と「南」で特徴が異なる、その違いを試してみたい。

ウクライナ侵攻から2年半。迂回ルートを使って大変な思いをして日本に届くそのワインを、いくつか見てみよう。

黒土と黒海。ウクライナの“黒”が生み出したワイン

ウクライナワインは「西」と「南」で特徴が大きく異なる。

土壌の6割が黒土と言われているウクライナ。この黒土により生み出されるのが、「西」のウクライナワインだ。保水性と保肥力に優れている黒土から育った葡萄とカルパチア山脈の水が、芳醇な味わいを作り出している。

一方、「南」は黒海の上質なミネラルを含んでおり、ほのかな塩見がポイントになっている。

西は「黒土」、南は「黒海」。2つの“黒”から作られたのがウクライナワインなのだ。

実際に試飲した人は、以下のようにコメントしている。

「全体的に葡萄本来の持つアロマを生かしたワインが多く、フレッシュな果実味とシャープな酸味が混じり合ったエレガントな風味が口に広がりました」

7つのワイナリーから届いた16種類のワイン

「ヴィノピオネール」では、7つのワイナリーから合計16種類ものウクライナワインを新たに販売する。今回はその中から、3つのワインを試飲の感想とともに紹介する。

スパークリングワインの「グランド・レゼルヴ」は、きめ細かい泡がクリーミー。

リンゴや白桃、白い花やブリオッシュの香りを感じつつ、ナッツの芳ばしさが口に広がる。余韻が長く続き、エレガントな気分になれるスパークリングワインだ。

白ワインの「マスカット・オットネル」は、マスカットのエレガントな香りとアプリコットの風味が感じられる1本。

バターのような滑らかな口当たりが心地よい、中甘口の白ワインとなっている。

そして、赤ワインの「VIP カベルネ」は、ブルーベリー、カシス、プラムのコンポートの香りに、なめし革や磯の風味が加わり、幾重もの香りと風味が楽しいワイン。

緻密なタンニンとビロードのような口当たりも感じられる1本だ。

迂回ルートを通ってはるばる日本にやってくるワイン

ウクライナワインは、ウクライナ北西部にあるザカルパッチャから出荷され、国境を越えポーランドへ。約930kmの陸路を通り、バルト海に面したグダニスク港を出航。そこから船で南アフリカの喜望峰経由でインド洋、太平洋を北上し、横浜港に到着する。

その距離はなんと約27,000km以上。輸送期間は1ヶ月半にわたる。

現在、国内外の情勢が不安定になっており、迂回ルートを通ることを余儀なくされているウクライナワインは、いくつもの国境と大洋を渡り、日本へやって来ているのだ。

黒土と黒海がつくり出す、貴重なワインを味わってみては。

ヴィノピオネール
公式販売サイト:http://shop.vinopioner.co.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000116855.html

(田原昌)