メルセデス・ベンツSクラスクーペのハイパフォーマンスモデル『S65AMGクーペ』登場

メルセデス・ベンツは「Sクラスクーペ」のハイエンドグレード「S65AMGクーペ」を発表した。14C598_090今年のジュネーブモーターショーで発表された「CLクラス」の後継モデル「Sクラスクーペ」。「Sクラス」をベースにした2ドアモデルということが一目でわかる名称に変更された。すでに「S500クーペ」と「S63AMGクーペ」の2グレードが公開されているが、いよいよハイパフォーマンスモデルである「S65AMGクーペ」が登場となった。元々メルセデスにはV型12気筒エンジンを搭載したモデルがラインナップの頂点に君臨してきた。現行ラインナップでは「SL65AMG」「G65AMG」「S65AMG」に続く、4番目のV12ツインターボエンジン搭載モデルとなる。14C598_068最高出力630PS[463kW]、最大トルク1000Nmを発揮する6.0リッターV12ツインターボエンジンは、スタートから100km/hまで4.1秒という俊足を誇る。その一方で、欧州の燃費測定方法NEDCでは100kmあたりの燃料消費が11.9リッターと、先代モデル「CL65AMG」と比較して2.4リッターも改善している。トランスミッションは、「コントロールド エフィシェンシー」「スポーツ」「マニュアル」の3つのモードを選択できる7速AT「AMGスピードシフト プラス 7Gトロニック」と組み合わされる。

すでに欧州では予約受け付けが開始しており、デリバリーは9月から開始予定。

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