ドイツの定番“ピープルズカー”ブランド「フォルクスワーゲン」が一挙にかける5モデルの新車攻勢

ドイツの定番“ピープルズカー”ブランド「フォルクスワーゲン」が、一挙に5モデルのアップデートを発表し、今秋から本格的な新車攻勢をスタートする。

第1弾は初のマイナーチェンジを実施した「T-Cross」で、すでに予約注文を受付中。来たる9月には、「ティグアン」「パサート」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」の新型が登場する。

「T-Cross」が初のマイナーチェンジ

コンパクトSUVの「T-Cross」は、2020年の日本導入から、3年連続で輸入SUV登録台数ナンバーワン*の座を獲得。その要因は、日本の道路環境でも扱いやすいボディサイズや実用性の高さ、充実した先進安全装備にある。

初のマイナーチェンジを受けた新型では、内外装をブラッシュアップしながら安全性も強化し、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”を全グレードで標準装備するほか、同モデル初となるLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を上級グレードに設定している。

「ティグアン」は3代目へバトンタッチ

ミドルサイズSUVの「ティグアン」は、2007年の初代モデル以降、全世界で760万台以上の販売を記録しているベストセラー。

3代目となる新型では、従来のMQBアーキテクチャーの進化版である「MQB evo」プラットフォームを採用し、上級セグメントの先端技術も惜しみなく投入されている。

パワートレーンは、気筒休止システム付きの1.5L eTSIマイルドハイブリッド+FF(前輪駆動)と、2.0L TDIディーゼルターボ+4WDの2種類から選択可能となる。

「パサート」が9年ぶりにフルモデルチェンジ

初代誕生から50年以上の歴史を誇る「パサート」は、実に9年ぶりのフルモデルチェンジを実施。ティグアンと同じく、最新の「MQB evo」プラットフォームや2種類のパワートレーンを採用しつつ、120km超のEV走行を可能とするプラグインハイブリッド仕様もラインアップする。

また、従来よりボディが拡張され、ひとクラス上のセグメントに相当する堂々たる佇まいや後席の居住性、最大1,920Lという荷室容量が与えられている。

日本初採用の光るエンブレムをまとう「ゴルフ」

ブランドの顔でもある「ゴルフ」&「ゴルフ ヴァリアント」は、現行の8代目として初のマイナーチェンジを実施し、内外装やインフォテイメントシステムを刷新。上位グレードには、日本初採用となるイルミネーション付きの「VW」エンブレムが採用される。

もちろん、ハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」も設定され、最高出力265ps/最大トルク370Nmという痛快なパフォーマンスを発揮する。

その他、2025年には電気自動車ブランドのID.シリーズ第2弾、「ID. Buzz」が導入される予定。“国民車”という意味を持つフォルクスワーゲンが、日本での存在感をさらに高めていきそうだ。

フォルクスワーゲン公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/ja.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000058804.html

(zlatan)

* フォルクスワーゲン グループ ジャパン調べ