PFU社が、能登半島地震によって壊滅的な被害を受けた輪島塗工房を復興するべく、高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」を用いた“Re:japanプロジェクト”を応援購入サービス「Makuake」からスタートした。
プロジェクトの応援金は「大徹八井漆器工房」に全額寄付され、工房の再建に活用される予定だ。
輪島塗工房を復興するためのプロジェクトがスタート
今年1月に発生した能登半島地震で甚大な被害を受けた大徹八井漆器工房。この状況を受け、PFU社では長年のパートナーである工房を支援するために“Re:japanプロジェクト”を立ち上げた。
実はPFU社では2006年にも大徹八井漆器工房と協力して、キートップに輪島塗を施した「HHKB Professional HG Japan」を商品化した実績がある。
そこでPFU社ではプロジェクトの一環として、HHKBのキートップに再び大徹八井漆器工房による輪島塗を施したオーダーメイドキートップを「Makuake」から限定販売することに決めた。
応援購入できる商品は全部で4つ。「黒漆(くろうるし)のHHKBキートップ(60キー)とHHKB本体」2種類、「溜塗(ためぬり)のEscキーとControlキーのセット」「溜塗のEscキー」がラインナップする。
輪島塗の美しさに魅せられる
漆を使う輪島塗は高級万年筆のボディにも使われるほど見目が美しく、抗菌性・吸湿性・耐久性にも優れている。まさにキーボードのキートップにもぴったりなコーティング技術だ。
今回のキートップも、金粉を塗した精製漆を何層にも塗り重ねており、上品な質感と深みのある色合いを楽しめる。
Makuakeにおける応援金は決済手数料を除き、全額が「大徹八井漆器工房」へと寄付される。石川県の日常を取り戻すため、応援に十分な意義があるプロジェクトと言えそうだ。
Makuake商品ページ:https://www.makuake.com/project/hhkb-wajima/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000053253.html
(IKKI)
※価格は全て税込