福岡といえば日本屈指のグルメ県。都心に勝るとも劣らないほどレベルの高い飲食店が、福岡市のみならず至る場所に点在している。そこで今回は、昨今福岡でオープンした接待やデートにも使える上質な店を5点、ピックアップして紹介したい。
目次
・<西中洲>「ニュー松坂 西中洲店」で鉄板焼きを堪能
・<大名>もつ鍋なら「博多もつ鍋 おおやま 天神別邸店」
・<大名>東京で話題の「米ル」「鳥カミ」が進出!
・<糸島市>170年の歴史を感じさせる「Le érable」
・<宗像市>「オーベルジュ キャトルセゾン宗像」で贅沢な夜を
<西中洲>「ニュー松坂 西中洲店」で鉄板焼きを堪能
大阪で1956年に創業し、東京や大阪、兵庫で愛されてきた「ニュー松坂」。質の高い松阪牛や神戸牛、鮮度の高い魚介、旬の野菜をライブ感たっぷりに提供するこの名店が、今年5月に西中洲に進出した。
「ニュー松坂 西中洲店」は、那珂川沿いの「福博であい橋」近くに位置する鉄板焼きレストラン。
店内には、カウンター・テーブル・個室を合わせた41席を用意。その半数以上が那珂川の眺望を見渡せる設計だ。円形カウンターではライブ感あふれる調理を目の前で楽しめ、直線カウンターからはリバービューを堪能できる。
店内中央には、大阪府の文化や福岡県の歴史的な建物、屋台などを描いた大きな壁画が飾られている。この壁画は、ニュー松坂の歴史と味を福岡にも届けたいという想いを込めたものだ。
また、料理を提供する際には、日本六古窯に数えられる兵庫県の丹波焼や、九州の名窯である伊万里焼や小鹿田焼などの器を使用。地元ならではの食器でゲストをもてなす。
もちろん、料理にも妥協はない。ディナータイムに同店を訪れたなら、ぜひ「和牛づくしコース」(税込12,100円~)を堪能してほしい。黒毛和牛を使った炙り寿司や、佐世保のレモンステーキをアレンジした料理、ひとくち餃子など、九州のソウルフードをニュー松坂ならではのスタイルで堪能できる。
ニュー松坂 西中洲店
所在地:福岡県福岡市中央区西中洲4-17であい橋ビル2F
公式サイト:https://new-matsusaka.com/shop/nishinakasu.html
<大名>もつ鍋なら「博多もつ鍋 おおやま 天神別邸店」
福岡のグルメといえばやっぱりもつ鍋。旅行や出張の機会があったら、一度は福岡最高峰のホテル「ザ・リッツカールトン福岡」の目前に位置する「博多もつ鍋 おおやま 天神別邸店」へと足を運んでほしい。
同店は、ウェルカムドリンクを提供するカウンター、カップルシート、個室など、さまざまなシチュエーションに対応した席を完備。どの席も落ち着きがあり、高級感が漂っている。
「博多もつ鍋 おおやま 天神別邸店」では、6,000円・8,000円・10,000円の3つのコースを用意している。鹿児島黒牛の小腸を使ったもつ鍋はもちろんのこと、九州産を中心としたこだわりの食材からなる懐石料理を堪能することが可能だ。
酒類も、オーパスワンからロマネコンティまで貴重なものを多数用意している。特別な日の食事にうってつけでは。
博多もつ鍋 おおやま 天神別邸店
所在地:福岡県福岡市中央区大名2‐9‐5 グランドビル2F
公式サイト:https://www.motu-ooyama.com/shop/tenjin-bettei/
<大名>東京で話題の「米ル」「鳥カミ」が進出!
同じく大名には、ショッピングや飲食を楽しめるさまざまな施設がある。「福岡大名ガーデンシティ」もその一つ。
昨年6月、同施設内に東京で話題の和食店「米ル」と、東京ミシュランの星付き店で修行をした店主が指揮をとる焼き鳥店「鳥カミ」が出店を果たした。
「米ル」は米が主役のコース料理を提供する和食店。ランチとディナーのそれぞれの時間帯でコースを設けており、特にディナーでは先付けや八寸から始まる会食風のリッチなメニューを楽しめる。メインディッシュのご飯にかんしては、米マイスターが厳選した5種もの米の中から選べるというから驚きだ。
一方「鳥カミ」は、ミシュランの星付き店で修業した店主による焼き鳥の味を楽しめる店。「おまかせコース」では「かしわ(鶏モモ)」や「砂肝」といった定番部位に加え、店主こだわりの「定番厚揚げ」、日によってメニューが変わる「本日の仕入れより」など、厳選11本を提供する。
食事に迷ったらまずは「福岡大名ガーデンシティ」へと足を運び、気分に応じて店を選ぶのも良いだろう。
米ル/鳥カミ
所在地:福岡県福岡市中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア2階
公式サイト:https://fukuoka-dgc.jp/shop/323/
<糸島市>170年の歴史を感じさせる「Le érable」
昨年10月、糸島市にあるライフスタイルショップ「伊都安蔵里」がレストランをリニューアル。新たに、フレンチと日本酒のペアリングを楽しめる「Le érable(ルエラブル)」をオープンした。
伊都安蔵里は築170年の醤油蔵をリノベーションした施設。その中に誕生したレストラン「Le érable」は、建物の中でももっとも歴史ある座敷を舞台にしている。タイムスリップしたような唯一無二の空間で料理を楽しめる貴重な店だ。
料理長を務めるのは、福岡市内の星付きフレンチレストランで研鑽を積んだ木原健輔氏。日本酒コーディネーターは、同施設のセレクトショップバイヤーでもある植原淳也氏が担当する。
2人のプロが作り出す最高の一皿・一杯のペアリングを堪能したい。
Le érable
所在地:福岡県糸島市川付882 伊都安蔵里
ヒトサラ公式ページ:https://hitosara.com/0020007065/
<宗像市>「オーベルジュ キャトルセゾン宗像」で贅沢な夜を
旅行で福岡へ行くなら、宗像市にあるフレンチレストラン「les quatre saisons munakata(キャトルセゾン宗像)」と提携した古民家オーベルジュ「オーベルジュ キャトルセゾン宗像」をチェックしてみるのはいかがだろう。
ここはかつて宗像市赤間でフレンチレストラン「夢季家(ゆきや)」を経営していた上村秀字シェフが指揮をとるオーベルジュで、3種のフレンチフルコースを用意している。
また、食材一つとっても「その日の最高のもののみを仕入れる」というこだわりが。テーブルに並ぶ料理は毎日変わり、足を運ぶたびに新鮮な驚きを楽しめる。
福岡で贅沢なひとときを過ごしたい人におすすめしたい。
オーベルジュ キャトル・セゾン・宗像
所在地:福岡県宗像市三郎丸4-17-4
公式サイト:https://www.chillnn.com/18c4d91e8becc
いずれもこだわりにあふれるグルメ店ばかり。機会があれば立ち寄ってほしい。
(IKKI)