もうすぐ梅雨の季節。夏が到来するに従い、台風や大雨などで雨具が必要となる機会も増えるだろう。今回は、普段でもアウトドアでも着用できるおすすめのレインウェアを5着紹介したい。
目次
・マムートのクラシックロゴ、新コレクションのレインウェア
・フランスの老舗ブランド「ミレー」の誇る最新レインウェア
・フランスの名門「K-WAY」×「TOMORROWLAND」で誕生のレインウェア
・日本ブランドの高品質、登山仕様を取り入れたレインウェア
・独自開発の素材で高い防水性、新色追加で普段使いにも最適
マムートのクラシックロゴ、新コレクションのレインウェア
スイス発のブランド・マムートは3月、2024年春夏シーズンに向けて「クラシック ロゴ・カプセル コレクション」を全国で発売した。このコレクションは、1995年から2019年まで使用された黒と赤のクラシックロゴを復刻したもので、レインウェアなど6種類のアイテムがラインナップされている。
マムートはスイスのロープメーカーとして1862年に誕生し、160年以上にわたってアウトドアアパレルとギアの革新的なヒット商品を生み出してきた。2024年の春夏コレクションでは「PLAY IT YOUR WAY – アウトドアフィールドは、無限の自由だ。」というテーマを掲げ、自由で多様なアウトドア体験が楽しめるアイテムをそろえた。
今回のコレクションで特に注目されるのがレインウェアとして使える「コンベイ ツアー HS フーデッド ジャケット AF メン クラシック」だろう。このジャケットは、ゴアテックスの2.5レイヤーを採用しており、防水性、防風性、透湿性に優れている。
そのため、突然の雨にも対応できる優れたレインウェアとして、登山はもちろんのこと、旅行や出張にも最適だ。軽量でコンパクトに収納できるため、持ち運びにも便利なのも魅力の1つだ。
他にもソフトシェルジャケットや通年使えるソフトシェルパンツなど、あらゆるシーンで活躍するアイテムが用意されている。
機能性とクラシックロゴがあしらわれたマムートの新たなレインウェアを試してみてはいかが。
コンベイ ツアー HS フーデッド ジャケット AF メン クラシック
価格:37,400円(税込)
商品詳細ページ:https://www.mammut.jp/items/1010-31140
フランスの老舗ブランド「ミレー」の誇る最新レインウェア
フランスの老舗アルパインブランド「ミレー」は、高透湿レインウェア「ティフォン」シリーズを新ブランドロゴと共に3月から発売を開始した。新ロゴは胸と肩にあしらわれ、新たなブランドカラー「ミレーブルー」の鮮やかな新色も加わった。
「ティフォン」シリーズは、ミレー独自開発の防水透湿素材「ティフォン」を採用。この素材は7マイクロメートルの極薄メンブレンを備え、50000g/㎡/24hという驚異的な透湿性を誇る。
このため登山中の天候変化にも対応し、常に衣服内をドライに保てる。また耐水圧20,000mm以上の高い防水性に加えて、表面には撥水加工が施されており、雨の中でも安全に行動できる。
もう1つの特徴は、その動きやすさだろう。シルクタッチのニット裏地と適度なストレッチ性を持つ生地により、防水ウェアとは思えないほどの快適な着心地を実現させた。
さらに、立体裁断と適度なストレッチ性により、スリムなシルエットながらも抜群の動きやすさをもたらしてくれる。肌触りも非常に良く、素肌の上からでも快適に着用できる。
特に注目すべきは「ティフォン50000ストレッチジャケット」だ。このジャケットは、軽量でありながら高い透湿性と防水性を備え、登山やアウトドアアクティビティ全般に最適と言える。
高い機能性と快適性を持つ「ティフォン」シリーズは、あなたの生活を豊かにしてくれるだろう。
ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
価格:35,200円(税込)
商品詳細ページ:https://www.millet.jp/c/products/MIV01479
フランスの名門「K-WAY」×「TOMORROWLAND」で誕生のレインウェア
フランスの名門レインウェアブランド「K-WAY」と「TOMORROWLAND」のコラボレーションによるエクスクルーシブなブルゾン「K-WAY for TOMORROWLAND」が、3月から全国の店舗などで発売された。このブルゾンは「K-WAY」の人気モデル「BAUDOUIN」をベースにデザインされ、フロントとサイドポケットのジップカラーを変更して洗練されたトーンオントーン配色に仕上げられた。
「K-WAY」は1965年にパリで誕生したブランドで、フランス国内ではタウンユースからヨット、スキー、登山などの過酷なアウトドアシーンまで幅広く支持されている。
「BAUDOUIN」は、同ブランドのアイコン的存在である「CLAUDE」を基本に、前立て仕様や袖口のアジャスターボタンを追加し、リラックスしたシルエットに改良したモデルだ。ブルゾンには「K-WAY」の定番生地「LeVrai3.0ナイロンリップストップ」を採用し、高い撥水性を誇るのが特徴だ。
また袖口のアジャスターボタンやリラックスシルエットは、動きやすさと快適さを追求したデザインで、長時間の着用でもストレスを感じさないようになっている。
さらに、ジップカラーをトーンオントーン配色にすることで、シンプルながらもエレガントな仕上がりを実現させた。このため日常のカジュアルスタイルからアウトドアアクティビティまで幅広く対応できるアイテムとなっている。
洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた「K-WAY for TOMORROWLAND」で、雨の日の憂鬱をスタイリッシュに変えてみてほしい。
K-WAY for TOMORROWLAND
価格:26,400円(税込)
商品詳細ページ:https://store.tomorrowland.co.jp/category/men/all/?lang=ja_JP&q=55-08-41-08029
日本ブランドの高品質、登山仕様を取り入れたレインウェア
日本発のファッションブランド・ファクトリエは3月、登山仕様のスペックを日常に取り入れた「超高密度ナイロンのウォータープルーフマウンテンパーカー」を発売した。このパーカーは北陸の合繊メーカー「カジレーネ」の高機能素材を使用しており、晴雨兼用で軽量、完全防水を実現させた。
主な特徴としては、レインウェアの2倍の耐水性を誇る「完全防水」でありながら蒸れにくさも備えており、防風・防水機能を兼ね備えながら快適な着心地を実現している点だ。耐水圧は20,000mmで、嵐にも耐える高い防水性を持ち、透湿度は20,000g/㎡・24Hと登山用スペックに匹敵する。
湿度を外に逃がす「透湿防水フィルム」も備えているため、蒸れずに快適な状態を保ってくれる。
また、ディティールにはこだわりが詰まっており、フードやポケット、ファスナーにはアウトドアウェアのノウハウが活かされている。特にフードは立体的にデザインされ、首周りのボタンを留めることで立ち上がり、エレガントな印象を与えてくれる。
ポケットは表に4つ、内側に3つと充実しており、ファスナーポケットや斜めのポケット口など使いやすさが考慮された。ダブルジップはコーディネートの幅が広がるとともに、冷気の侵入も防ぐ。
「超高密度ナイロンのウォータープルーフマウンテンパーカー」は、雨の日のビジネスシーンやアウトドアまで、日常のさまざまな場面で活躍してくれるだろう。
超高密度ナイロンのウォータープルーフマウンテンパーカー
価格:37,950円(税込)
商品詳細ページ:https://factelier.com/products/16626/?utm_source=pr&utm_medium=release
独自開発の素材で高い防水性、新色追加で普段使いにも最適
finetrackが提供するアウトドア用レインウェア「エバーブレスフォトン」に4月、新たなカラーが加わった。このレインウェアは同社が独自に開発した防水透湿素材「エバーブレス」を使用し、優れたストレッチ性と防水透湿性を誇る。
「エバーブレスフォトン」の特徴は、まずその圧倒的な動きやすさにある。生地には横方向に130パーセントのストレッチ性を持つ「異次元ストレッチ」を採用し、ストレッチ生地を最大限に活かしたパターンにより、もも上げや腕上げなどの大きな動きにも柔軟に対応してくれる。
次に、3レイヤー構造でありながらも軽量コンパクトである点も魅力だ。防水透湿素材メンブレンを表面と裏面の生地でラミネートした3層構造で、強度と耐久性を保ちながらも軽さを実現させた。
持続する透湿性も大きなポイントで、ウエアの裏面にも撥水加工を施すことで汗や浸水による水膜の発生を防ぎ、降雨中の行動時でも高い透湿性を維持してくれる。裏地にはニット地を使用しているため、肌当たりがよく、しなやかな着心地をもたらしてくれる。
今回はメンズ向けにスタイリッシュな「ブラック」が新色として登場。アウトドアだけでなく街中でも使いやすいデザインとなっている。
雨だけでなく風や寒さをしのぐためにも使える万能なアイテム「エバーブレスフォトン」で、快適な雨の日を過ごしてみてほしい。
エバーブレスフォトンジャケット
価格:29,040円(税込)
商品詳細ページ:https://www.finetrack.com/c/wear-outershell/wear-everbreath-photon/wear-everbreath-photon-men/FAM0321
外に出るのがおっくうになる梅雨の時期でも、高機能でスタイリッシュなレインウェアがあれば、快適で楽しい日々を過ごせるだろう。この記事を参考に、お気に入りの一着を見つけてみてはいかが。
(永井瑞穂)