「ホテル南水」の意思を受け継いだ「hotel nansui」が今年秋の開業に向けて、全面改修工事に着工した。
同ホテルはJR高知駅から車で約10分、かつての坂本龍馬屋敷の跡地にあり、近郊には「高知城」や「龍馬が生まれたまち記念館」などの人気観光スポットのある、高地市街観光に便利な立地だ。
生まれ変わったホテルに泊まり、高知の町を散策してみたい。
ホテルコンセプトは自分を“洗濯”できるホテル
同ホテルのコンセプトは、坂本龍馬の人となりである「marginal(境界)」をグランドコンセプトとして掲げてリノベーションした。
ホテル体験のコンセプトは「日常では味わえない、充実した時を通して自分を“洗濯”できるホテル」。龍馬生誕の地という唯一無二の土地で、ただ観光を楽しむだけでなく、そこの残る龍馬の姿に想いを馳せ、新しい旅や自分を発見するという新しい宿泊の形を提案する。
坂本龍馬をテーマにした「アート×体験価値」ホテル
同ホテルのデザインは、高知駅や牧野富太郎記念館を設計した内藤廣氏に師事した気鋭の建築家 蘆田暢人氏が担当する。
地元高知の自然素材や技術・工法を取り入れ、ここでしかできないラグジュアリーな空間・滞在をデザインする。
アートミュージアムのような滞在体験型ホテル空間へ
かつてのホテル南水は龍馬資料を展示した博物館のような空間と和室・部屋食の旅館だったが、アートミュージアムのような滞在体験型ホテル空間への転換を図る。
ホテルに足を踏み入れると、龍馬が見つめた世界を表現したRyoma open Galleryがある。
ロビー&レセプション「Reception Lounge」
7階は、坂本龍馬が生まれ育つ過程で眺めた高知の景色を臨むロビーラウンジ。龍馬が目指した世界に想いを馳せる開放的な空間でウェルカムドリンクとともにチェックインできる。
オールインクルーシブのバー&ライブラリー
Bar Loungeはオールインクルーシブとなっており、Reception LoungeやSHI-SHI Libraryなど思い思いの場所で過ごすことができる。
セルフBARには地元高知の酒やノンアルコールドリンク、おつまみがセルフで滞在中自由に楽しめる。
モダンな赤と墨色を基調としたインテリアレストラン
「Marginal」は、高知における新しい食の魅力のデスティネーションとなるレストラン。坂本家家紋をアレンジした格子越しに光がはいる空間で、モダンな赤と墨色を基調としたインテリアが特徴的だ。
龍馬が何度も訪れ、愛したといわれる長崎の和華蘭料理のようにジャンルにとらわれない食文化をヒントに、高知の恵まれた食材を生かしたイノベーティブな料理と、オリジナルのペアリングを提供する。
スイートルームには完全プライベートサウナを併設
ホテル2階から6階に位置する3タイプ全33室の客室は、ゆったりと過ごせるよう、高知県産木材を多用した温もりを感じる客室デザインに加え、最新の設備・機能を導入する。
32室のスタンダードタイプにはおこもり感のあるソファスペース、スイートルーム「Premium Sauna Suite」にはととのいスペース付きサウナ、水風呂を用意する。
高知の景色を満喫できる屋上テラス
「Yugao Terrace」は心地よい風を感じながら、龍馬が過ごした高知の景色を満喫できるルーフトップバー。夜にはライトアップされた高知城の眺望も楽しめる。
なお、「Hotel Nansui」の公式サイトは6~7月ごろに開設する予定だ。
秋に向けて、ラグジュアリーホテル体験のできる高知への旅を予定してみては。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000137863.html
(MOCA.O)