【まとめ】ホームパーティに最適。“秋”をうたったシーズナルなアルコールドリンク5選

秋はさまざまな果実が実りを迎える時季。

このシーズンに合わせ、さまざまなアルコールドリンクブランドやメーカーでも“秋”をうたった商品を開発している。そこで今回は、季節感満載のアルコールドリンクを5品ピックアップして紹介したい。

目次
芳醇な「HOLON GIN SEASONAL 秋 <金木犀>」
デザートリキュール「洋梨と無花果と栗」
月見シーズンの白ビール「こよいお月見」
希少な「ロンドン ナショナル・ギャラリー」ラベルウイスキー
サステナブルな「アップルシナモンエール」

芳醇な「HOLON GIN SEASONAL 秋 <金木犀>」

「HOLON」は、“ととのえる”時間に寄り添うクラフトジンブランド。「心と身体の調和」をテーマに、ストレスや疲れを抱えやすい現代人にやさしい、9種の東洋のハーブやスパイスを調合した低アルコールジンを手がけている。

同ブランドはこの秋、昨年も登場し好評のため早期完売した“金木犀”ベースのジン「HOLON GIN SEASONAL 秋 <金木犀>」をリリースした。

金木犀はオスマン、パラハイドロオキシフェニール、パルミチン酸などの成分が含まれており、古くからリラックスや安眠のために使われている。そんな金木犀の優しい香りを、杏(アプリコット)の柔らかな甘みで包み込み、カルダモンやシナモンのスパイシーさが漂う、芳香な味わいに仕上げた。

今年、同商品のために使用した金木犀の花の量は昨年の2倍。特有の香りにも注目だ。

HOLON GIN SEASONAL 秋 <金木犀>
価格:5,700円(税抜)
商品詳細ページ:https://holongin.com/products/holon-gin-seasonal-秋-金木犀-2本以上送料無料

デザートリキュール「洋梨と無花果と栗」

KURAND社からは、秋らしさ満載のデザートリキュール「洋梨と無花果と栗」が登場。

同商品のベースには、甘く濃厚な味わいの山形県産のラ・フランス(洋梨)、モンブランを思わせる栗、とろみのある独特の風味が魅力の無花果を使用。一見組み合わさることのない、3つの素材の豊かな甘さを見事に調和させてみせた。

「洋梨と無花果と栗」というストレートなネーミングは、香料・着色料・添加物を一切使わず、各素材の果汁や実を使用して丁寧に仕込んだナチュラル製法から名付けられた。秋の実りそのままの味わいを堪能できる贅沢デザートリキュールだ。

洋梨と無花果と栗
価格:3,490円(税込)
商品詳細ページ:https://kurand.jp/products/pear-fig

月見シーズンの白ビール「こよいお月見」

クラフトビール定期便のサービスで知られる「Otomoni」では、期間限定で“お月見”をテーマにした白ビール「こよいお月見」を販売している。

「こよいお月見」は、原料に「三水」の一つ、「豊水」という品種の梨を用いたビール。鳥取の農家から400kg以上の梨を仕入れて贅沢に使用し、酸味を抑えた芳醇な甘みを感じるウィートエールに仕上げた。醸造を手がけたのは、同じく四国・愛媛にある「今治街中麦酒」。一つひとつの梨の皮を手作業で剥き、仕込みから丁寧に行なったという。

実は「こよいお月見」が販売されるのは今年で2回目。昨年は白系ビールがあまり好きではない人ですら「美味しい!」と口を揃えたというから、味・香りともに期待大だ。

「こよいお月見」3本セット
価格:3,135円(税込)
商品詳細ページ:https://otomoni.beer/store/192

希少な「ロンドン ナショナル・ギャラリー」ラベルウイスキー

ウイスキー専⾨サイト「WHISKY MEW」はこの秋、イギリスの「ロンドン ナショナル・ギャラリー」に所蔵された名画から着想を得たウイスキー2本を抽選販売する。予約受付期間は10月10日(火)まで。気になった人は早めのチェックを。

販売されるウイスキーのうち1本は、フェルメールの作品「ヴァージナルの前に立つ若い女性」をラベルに描いた商品。ドレスの質感や装飾、窓ガラスや額など、光の描き方で繊細なディテールを表現。女性の静かな微笑みで静謐な雰囲気を醸し出している。この作品には、ハイランド地域の「ディーンストーン2011」を合わせた。はちみつや柑橘系がほんのり味わえるトラディショナルな印象の酒だ。

もう1本は、ルノワールの「小舟」をラベルにデザイン。水面にうつる輝かしい光が印象的なこの作品は、混色ではなく純色を並べて置く技法・筆触分割で描かれ、生き生きとした色で表現されている。この作品には、スペイサイド地域の「グレントファース2013」を合わせた。爽やかな香りのあとにやってくる、フルーツや花の豊かな味わいが魅力だ。

穏やかな秋の日に、芸術と味覚の調和を楽しみたい。

「ロンドン ナショナル・ギャラリー」ラベル・ウイスキー
1.フェルメール「ヴァージナルの前に立つ若い女性」/ディーンストーン2011
価格:15,950円(税込)
2.ルノワール 「小舟」/グレントファース 2013
価格:15,400円(税込)
抽選予約期間:10月6日(金)~10日(火)
商品詳細ページ:https://whiskymew.jp/items/1181190101.html

サステナブルな「アップルシナモンエール」

日本の“地ビール”のパイオニア・サンクトガーレンは、長野県伊那市の傷リンゴを活用したビール「アップルシナモンエール」を秋冬限定で販売している。

同社では、傷や割れがあったり、色や形にバラつきがあったりして一般流通しない果実を買い取りビールに加工。1回の仕込みに使用しているのは約500個のリンゴで、10月はジョナゴールド・紅玉・シナノスイート 、11月はふじと、季節の移ろいとともに旬の品種を使い「アップルシナモンエール」を仕込む。

ビールの製造は傷リンゴを焼くところからスタート。1日かけてリンゴを焼き上げ、ようやくビール造りへと工程が移る。

ベースとなるのは、軽く焦がした麦芽(モルト)。このモルトは食べるとカラメルソースのように甘く香ばしい味がするのが特徴で、ビールにも同様の風味をもたらす。その風味と焼きリンゴなどの副原料の風味が相まって、アップルパイのような味わいのビールができあがった。

「アップルシナモンエール」2本
価格:2,035円(税込)
商品詳細ページ:https://shop.sanktgallenbrewery.com/?pid=34509543

“秋”をうたうアルコールドリンクには、梨やリンゴなど、季節のフルーツを使用したものも多い。デザート感覚で楽しむのもおすすめだ。

(IKKI)