「ドン ペリニヨン」より、「Dom Pérignon Rosé Vintage 2009(ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2009)」が、全国主要百貨店などで12月より順次発売する。
同シャンパーニュのブドウやアッサンブラージュ、テイスティングノートなどについて見てみたい。
収穫された果実を表現したヴィンテージシャンパーニュ
2009年の夏は、まさにこのヴィンテージを象徴するようなものだった。暖かく、乾燥し、日照に恵まれたため、ブドウのその風格、成熟さ、豊かさが最大限に表現されている。
アッサンブラージュは果実の豊かさを引き立てながら、完璧な球体のようにワインの輪郭をゆるやかに描き出す。同シャンパーニュは、親密で包み込むような、果実そのものの姿を具現化している。
最上級の成熟を迎えたシャンパーニュ
2009年はとりわけ厳しい冬から始まった。シャンパーニュ地方では断続的な降雪があり、寒冷期が長く続いた。春は暖かくなったが雨が多く、悪天候で開花が進まず、カビの発生に見舞われている。
ブドウへの影響が懸念されるほどの嵐に見舞われた時期もあったが、8月は特に晴天に恵まれ、気温が高く乾燥した、晴れやかな天候が続いた。
収穫は9月12日、極めて穏やかな条件のもとで始まった。ブドウはとても健全で、その成熟度は最高の状態を迎えている。
アッサンブラージュによる表現
醸造最高責任者ヴァンサン・シャプロン氏は、この生き生きとした存在感をアッサンブラージュの要に据えた。ピノ・ノワールのラズベリー、イチジク、ストロベリー、チェリーのアロマティックなニュアンスをすべて引き出しながら、シャルドネの繊細さ、エレガントなミネラル感、清らかな特徴がそれを一層引き立てる。
フルボディで包み込むような、まろやかでクリーミー、甘く官能的な果実味。そのフレッシュさ、摘みたてのベリーをかじったような感覚は、セラーでじっくりと熟成させ、理想の味わいへと導く挑戦によるものだ。
果実は力強さの中にも包容力を備え、奥深い味わいの中にも軽やかさを両立している。
同シャンパーニュは、親しみやすく愛らしいキャラクター性が魅力だ。力強く生き生きとした、収穫された果実のありのままの表現を主軸としたヴィンテージシャンパーニュとなっている。
テイスティングノート
同シャンパーニュの香りは、最初にローズ、オレンジオイル、サフランのアロマが広がり、ラズベリーなどの赤い果実を主体に、イチジクなどの控えめなノートが加わる。甘い香りとともに、ジンジャーブレッドやリコリスのニュアンスが広がり、極上のフィニッシュを迎える。
果実味は成熟しており、奥深く、堂々たる存在感を放つ味わいが特徴だ。最初の口当たりはまろやかで包み込むように広がり、果実の魅力的な味わいとシルクのような触感が余韻とともに残る。
クリスマスでの乾杯やプレゼントに、「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2009」を選んでみては。
ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2009 ギフトボックス
度数:12.5度
容量:750ml
価格:61,380円(税込)
販売時期:全国主要百貨店ほか 12月より順次販売開始予定
公式サイト:https://www.domperignon.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000647.000006986.html
(田原昌)