代々木上原駅から徒歩20秒の場所に、今年6月26日にオープンした小規模複合施設「CABO(カボ)」。その1階に個性的なテナントが今夏順次オープンする。
施設利用者と代々木上原という街をつなぐ「CABO」の1階は、建物内外の人が行き交う交差点のような役割を果たすことになる。ブックストア、カフェ・バー、レストラン、ギャラリー&茶房などの店舗が並ぶ予定だ。
職・住・遊が溶け合う小さな複合施設「CABO」
同施設の基本コンセプトは「職・住・遊の融合」。1階には飲食店などの店が入り、2階から5階の上階はオフィスと居住エリアが混じったフロア構成となっている。
“ネイバーフッドカルチャー”が根付く代々木上原を拠点とするここは、そうした価値観やライフスタイルに即した、人と人、店と店、人と店の距離が近い、ネイバーフッドのための複合施設だという。
すでに営業中のブックストアと一部の飲食店を紹介
飲食スペースもあるブックストア「CITY LIGHT BOOK」
ブックストア「CITY LIGHT BOOK」は8月4日に開業。ビジネス書、児童書、実用書といった一般書のほか、ビート・ジェネレーション思想から生まれた60年代アメリカのビート文学の本、アメリカのヒッピー向け雑誌『Whole EarthCatalog』など希少な古書も幅広く扱う。
店内には飲食スペースもあり、コーヒーやお酒を楽しみながらゆっくり過ごせる空間となっている。
トルティーヤ専門店「Tortilla Club Tortilleria」
「Tortilla Club Tortilleria」は、トルティーヤの量り売り専門店だ。こちらも営業を開始している。メキシコ在来種のトウモロコシを取り寄せ、6000年以上前から続く伝統的なメキシコの調理法“ニクスタマル”を用いて作る芳醇な香りと味わいのあるトルティーヤを楽しめる。
コース料理とドリンクのペアリングを提案する「Ukiyo」
レストラン「Ukiyo」は、炭火と世界各国のスパイスを用いて、日本の四季の食材の旨みを引き出すコース料理を提供している。
料理に合わせて、ワインや日本酒、焼酎など様々な飲み物のアルコールペアリングや、フルーツやハーブの自家製シロップや発酵飲料などで作るノンアルコールペアリングも用意。9月よりランチ営業も企画している。
カフェ・バー「No.」
「No.」は、コーヒーやカクテル、食事や会話を提供するカフェ&バーとデザインオフィスが融合した場所だ。
テラス席、モーニングからディナーまで時間帯ごとに開発した新メニュー、店の一角に設置したブックコーナーなど、随所にアップデートを施しリニューアルオープンした。
秋までにかけて新たな店もオープン予定
8月末に開業予定の不動産会社「ほそくらす」
「ほそくらす」は、代々木上原、富ヶ谷、幡ヶ谷エリアを中心に不動産売買、賃貸仲介、管理業務を行う不動産会社。
代々木上原での不動産業務に約10年従事した店主が、その経験値、情報量、コミュニティを基に不動産の悩みに対して提案する。こちらは8月末に開業予定だ。
ギャラリー&茶房「LEAFMANIA 代々木上原」
この秋に開業予定の「LEAFMANIA 代々木上原」は、1階に茶にまつわる工芸やアート作品を展示するアートギャラリー、2階に自然茶を楽しめる茶房を展開する。
「CABO」入居者限定のメンバーズカードを発行
また、「CABO」はさまざまな特典を得られる入居者限定のメンバーズカードを発行する予定だという。
オフィスやレジデンスの利用者が、日々の生活の場所として「CABO」1階の店をより使いやすく、つながりやすくすることが目的で、「CITY LIGHT BOOK」「Tortilla Club Tortilleria」「No.」などで順次導入予定だ。
なお、オフィスとレジデンスの募集区画は残りわずかとのこと。個性豊かな店が揃う「CABO」で、代々木上原という街の“いま”とカルチャーに触れてみるのもいいだろう。
CABO(カボ)
所在地:東京都渋谷区上原1丁目32番3号
アクセス:代々木上原駅より徒歩20秒
公式サイト:https://cabo-uehara.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000017668.html
(佐藤未悠)