今ファッショニスタを中心にユーズドアイテムの価値が見直されている。
阪神梅田本店2階の「イベントスペース1」にて、7月26日(水)~8月8日(火)の期間、新たなセカンダリーマーケット価値創造を行う「PRELOVED(プリラブド)」のポップアップを開催。
ユーズドならではのストーリーが詰まった魅力的なアイテムの数々に会いに、同ポップアップへ足を運んでみては。
“個人が愛したモノを展示・販売する”サステナブルギャラリー
「PRELOVED」は、ITを活⽤した古着ファッションの買取りや販売を⼿掛けるベクトル社と、ITコンサルティング事業を展開するC-AXIS社が立ち上げ、共同運営する“個人が愛したモノを展示・販売する”サステナブルギャラリー。
同ギャラリーは、個人の愛用中のアイテム、過去に愛用していたアイテム、またはオススメのお気に入りアイテムを展示・販売するアート空間だ。
愛用者・所有者のストーリーが詰まっているものばかり
会場に並べられたアイテムは、単なるユーズド品や中古品ではなく、アイテムやブランドが持つ価値に加え、愛用者・所有者のストーリーが詰まっているものばかりだ。
店頭では、女性向けのアイテムを中心に男性向けのアイテムもラインアップ。スニーカー、帽子、バッグ、雑貨、アクセサリーなどを展開する。
なお、一部の商品は「PRELOVED」サイト内のみの販売となっているため、会場では展示のみを行う。
「本当に長持ちする高級品」が求められるようになってきている
同ギャラリーの立ち上げの背景として、近年、有名プロスポーツ選手が使用したスニーカーに数億円のオークション価格がつくなど、誰がどこで使用・保有していたかで価値が高まる傾向が強くなってきているほか、コロナ禍以降インスタ映えする派手なファッションなどではなく、「本当に長持ちする高級品」が求められるようになってきているという実情がある。
個人が使用したり、所有したりしたアイテムを単なるユーズド品や中古品として扱うのではなく、そのストーリーを加味した付加価値のあるモノとして扱うべく、ラグジュアリーブランドを中心に取り扱うサステナブルギャラリー「PRELOVED」はオープンに至った。
“PRELOVED”とは、英語で「Pre(以前に)」「Loved(愛された)」という意味で、以前の持ち主に大切に扱われていたお気に入りのものという意味合いを含む言葉だ。
今回、阪神梅田本店のバイヤーがこの価値観に共感し、開催に至ったという。
ポップアップ出展アイテム
「Air Jordan 11 NBA Play-Off Actual use」は、NBAプレーオフでマイケル・ジョーダン氏が実使用したAir Jordan 11。ジョーダンが野球転向からバスケットボールに復帰後、初めて優勝したシーズンで履いていたシューズ。今年4月に米オークション「Sotherby’s(サザビーズ)」にて、約3億円で落札されたジョーダン実使用のAir Jordan 13のスニーカーとほぼ同等の価値の一足。
「Air Jordan 7 Barcelona Olympics Actual use」は、1992年バルセロナオリンピックで、アメリカ代表のマイケル・ジョーダン氏が試合で履いた実使用の一足。
セカンダリーマーケットの新しい価値創造にトライする「PRELOVED」。レディースも豊富なのでパートナーと訪れるのも楽しそうだ。
「PRELOVED」ポップアップ
開催期間:7月26日(水)~8月8日(火)※最終日は午後6時終了
会場:阪神梅田本店2階「イベントスペース1」
所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目13番13号
阪神梅田本店公式サイト:https://www.hanshin-dept.jp/hshonten/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001542.000014431.html
(角谷良平)