BMWの最上級ラグジュアリー・サルーンである7シリーズの『アクティブハイブリット7エグゼクティブ』をベースに、カスタマー・オーダー・プログラムである『BMWインディビジュアル』のメニューを追加した特別限定車『アクティブハイブリット7インディビジュアル・エディション』が発表された。
『BMWインディビジュアル』は、ビスポークのように内外装をカスタマーの嗜好に合わせ素材やカラー、スタンダードとは異なるパーツを組み合わせカスタマイズできる特別なプログラムだ。
今回の限定車には、上品なキャメルか優雅なプラチナのフルレザーメリノ・インテリアのキャビンに、ファインウッド・ウォールナットサテン・ハニーブラウントリム、ピアノフィニッシュ・ブラックトリム、ファインウッド・アッシュグレインホワイト・トリム、アルカンターラのルーフ・ライニングをインストール。
また、ステアリングも象嵌細工インテリア・トリムをインサートした特別なレザー仕立てとするなど、魅力的な空間に仕上がっている。
ボディカラーは、ミネラル・ホワイトとシトラス・ブラック(15万円高)の2色を設定。アルミホイールは標準の19インチから20インチのダブルスポーク・スタイリング253に変更。リヤエンドには『BMW Individual』のロゴが刻まれる。
現行型『アクティブハイブリット7』のパワーユニットは、3リッター直列6気筒ターボ・エンジンとモーターを組み合わせ、システム・トータルで最高出力354ps、最大トルク500Nmを発生。ショートホイールベースと相まって、走りは軽快そのものだ。
価格はベースモデルの1,234万円に対し、1,310万円のプライスタグが付く。装備内容は価格差以上にバリューな設定となっている。
(九島辰也)