松濤の地で、またひとつレストランの歴史が始まった。5月から期間限定で営業していたモダンフレンチレストラン「啓蟄(けいちつ)」が、好評を受け、7月13日(木)より常設店舗として再オープンする。
夏のコースでは冬瓜、鯵といった旬の食材を、氷やクジャクなど驚きのある素材と組み合わせた斬新な料理を用意する。予約サイトにて予約を受け付けている。
モダンフレンチで新しい体験や驚きを生み出す「啓蟄」
「啓蟄」をオープンしたのは、北フランスの2つ星レストラン「La Grenouillère(ラ・グルヌイエール)」でスーシェフを務めた松本裕季(まつもと ゆうき)シェフ。
1987年、静岡県に生まれた松本シェフは、調理師学校を卒業後に広尾「アラジン」、六本木「コジト」、東京大学内にある「ルヴェソンヴェール」などで経験を積んだ。
2016年に渡仏し、北フランス「ラ・グルヌイエール」に入る。2017年に2つ星を獲得した名店で、同年よりスーシェフを任される。2020年に帰国してからは国内のレストランでシェフを歴任し、高いクオリティを求める企業やブランドのケータリングに関わった経験も豊富にもつ。
「訪れた人に、新しい体験や驚きを提供したい」という想いからモダンフレンチレストラン「啓蟄」を誕生させた。
旬の素材を意外な調理法と組み合わせる夏コース
今回の夏のコースでは、冬瓜をクジャクの出汁で炊いたソテー、醬とナスタチウムのドレッシングとクラッシュアイスを合わせたソースで食べる鯵のマリネなど、旬の食材を意外な組み合わせや調理方法で楽しめる。
提供されるのは「おまかせコース」18,000円(税別)と、アルコールペアリング12,000円(税別)。固定のメニューはもたず、その時々にとれる旬の素材から料理が生まれる。
盛り付けに関しても統一された美しさではなく、不均一な素材の形を生かしながら偶然できあがる美しさを大切にしているという。また、より多くの食材、調理法、食べ方を楽しめるよう、少量多皿方式で料理を出す。
夏メニューの例として「白鼻芯 ビーツ」「エルダーフラワー」「スイートピー・フランボワーズ」「桜鱒 胡瓜」「ズッキーニ バジル 蛤」など、アート作品と見まごうような美しい皿が並ぶ。
席数わずか8席、完全予約制のレストランとなる。決まったメニューをもたない同店では予習は不要、旬の食材とシェフの独創性が生み出す新鮮な驚きを楽しみに出かけたい。
啓蟄
所在地:東京都渋谷区松濤2-13-12
アクセス:京王井の頭線西口出口「神泉駅」から徒歩5分(神泉駅から264m)、JR、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」から徒歩9分
席数:8席
営業時間:月・木・金18:00~22:00、土・日12:00~15:00(ランチ)、18:00~22:00(ディナー)
定休日:火曜日・水曜日
予約サイト:https://www.tablecheck.com/shops/keichitsu/reserve
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000057219.html
(SAYA)