2014年10月9日、世界最大のブランドコンサルティング会社Interbranの日本法人は、グローバルブランド価値評価ランキング『Best Global Brands』の2014年版を発表した。
15回目の発表となる『Best Global Brands』は、グローバルに事業を展開するブランドを対象に、ブランドが持つ価値を金額に換算してランク付けするもので、総合1位と2位は2年連続で、AppleとGoogleが獲得している。更に両者は、Interbrand社の歴史上で初めて、価値が1,000億ドルを超えるブランドとなった。
分野別では、前年に比べブランド価値を9%下げたもののLOUIS VUITTONがラグジュアリー分野の1位を堅守。Interbrand社は、「デジタルプラットフォームを積極的に導入し始めた同分野にとって、今後もデジタルマーケティングが重要なアプローチになる」との分析結果を発表している。また、総合ランキング上位100には、昨年に引き続き7つのラグジュアリーブランドがランクインした。
ラグジュアリー分野のランキングは以下の通り。
1位 LOUIS VUITTON (総合19位、9%減)
2位 GUCCI (総合41位、2%増)
3位 HERMÈS (総合46位、18%増)
4位 Cartier (総合58位、8%増)
5位 PRADA (総合70位、7%増)
6位 Tiffany & Co. (総合71位、9%増)
7位 BURBERRY (総合73位、8%増)
アパレル分野では、H&Mが全体の21位、ZARAが36位を獲得。また、HUGO BOSSが初めて全体の97位と健闘した。
アパレル部門ランキングは以下の通り。
1位 H&M (総合21位、16%増)
2位 ZARA (総合36位、12%増)
3位 Ralph Lauren (総合83位、9%増)
4位 HUGO BOSS (総合97位、NEW)
5位 Gap (総合99位、5%増)
【参考】
グローバルブランド価値評価ランキング – Best Global Brands
(薮本あや)