ランナー向けの活動量計やウェアラブルデバイスに力を入れているエプソンより、高精度の脈拍センサーを搭載した活動量計『PULSENSE(パルセンス)』シリーズが発売される。今回発表されたのは腕時計型の『PS-500B』(左)とリストバンド型の『PS-100』(右2機種)の2モデルで、エプソン独自の高精度脈拍センサーと加速度センサーにより、1日の歩数や消費カロリー、睡眠の深さなどを計測することができる。
現行のモデルと比較すると、脈拍センサーを搭載したことにより体の負荷が計測可能となり、より正確な活動量を算出できるようになった。脈拍センサーの計測方法は、本体のLEDセンサーが手首の血管に光を照射し、血流の変化を見て脈拍数を計測するシステムとなっており、血中のヘモグロビンが光を吸収する性質を上手く利用した仕組みとなっている。また『PULSENSE(パルセンス)』シリーズはスマートフォンとの連携面でもかなり細密に作られている。専用アプリを使うことでデータ確認トレーニングを効率的に行ったり、普段のトレーニングに目標体重設定をして効果的なウェイトコントロールを行ったり、脈拍から睡眠の状態を把握したり、タップ操作でスマートフォンの着信通知にリンクするなど、挙げたらきりが無いほど高機能な物に仕上がっている。
その中でも特筆すべきなのが『こころバランスメーター』である。運動量の少ない非活動時は、こころの状態により脈拍が変化するため、加速度センサーで体の動きを把握。運動していないのに脈拍が高ければ“エキサイト”低ければ“リラックス”として記録されるため、1日のこころのリズムを把握することが可能となった。
カラダ・睡眠・こころを可視化して、なりたい自分に近づこうとする人を強力にバックアップする『PULSENSE』。発売日は11月6日で価格は『PS-500B』が19,800円、『PS-100』が14,800円(税抜)となっている。
(Lion-Maniacs)