大人の男としては、バーでカクテルやウィスキーを楽しみたいと思いませんか。
行きつけのバーがあるような男性というのは、やはり素敵なものです。居酒屋などでもカクテルやウィスキーが用意されていることがありますが、お酒を楽しむならやはりバーがオススメです。敷居が高いと思っているバーでも、実際には誰でも行きつけのバーを作ることが出来るのです。
では、大人の嗜みとしてのバーの楽しみ方を紹介したいと思います。
■少人数でゆっくり楽しむ
バーの醍醐味というのは、やはりカウンターでゆっくりお酒を楽しむことです。なので、居酒屋のように大人数でワイワイするというイメージではないでしょう。ですから、1人でバーに行くとか、2~3人程度で訪れると良いかもしれません。
大人数になると、大声で話したりすることになってしまい、他のお客さんに迷惑がかかってしまいます。バーは、ゆっくりお酒を楽しむ場です。少人数で、静かにゆっくりお酒を嗜むようにしましょう。
■何を頼めばいいのか分からないなら
もちろんお酒を楽しむ場所であるのがバーですから、色々なお酒が揃っています。なので、初めてバーに入ると、何を頼んでいいか分からないという人もいるのではないでしょうか。そんなときには、自分が飲みたい味をバーテンダーに頼んでみることです。
例えば、「爽やかな感じのカクテル」というような頼み方でもいいのです。あとはバーテンダーがお客さんにあった一杯を提供してくれます。自分でお酒を選ぶのではなく、バーテンダーに選んでもらうというのも、バーの醍醐味の一つです。
■堅苦しい場所ではない
バーというのは決して堅苦しい場所であったり、敷居の高い場所であるわけではありません。なので、分からないことがあれば、バーテンダーなどに聞くことが、バーで楽に過ごすための過ごし方なのです。例えば、メニュー表はあっても値段が書いていないときには、値段を聞いてもいいのです。
無理をしないで、ゆっくりのんびり楽しむというのが、バーでの過ごし方なのです。ちょっとお酒を飲みたいな、というときに、気軽に立ち寄れる場所にしてみたいですね。
■「あちらの方に…」はやらない
よくドラマや映画で見かけるようなバーのシーンで「あちらの方からです」と女性にカクテルなどを渡すシーンがあると思います。ですが、日本のバーでこのようなことをするのはマナー違反なのです。バーは出会いの場ではなく、大人の社交場です。ですから、女性を口説きに行く場所というわけではなく、一人でお酒を楽しんだり、他の常連さんやバーテンダーとの会話を楽しむために行く場所です。
そもそも、初めて会う男性に突然お酒を贈られるというのは、下心が見えてしまって女性としては嬉しいものではないのです。「あちらの方に」というのはドラマの中だけで、実際は避けるようにしましょう。行きつけのバーがあると、「今日は直帰したくない」「ちょっとお酒を楽しみたい」というときに気軽に行くことが出来るのではないでしょうか。大人の嗜みとしても、大人の男性としても、バーの楽しみ方を知っておくと良いかもしれません。
(月野透子)