カリフォルニア観光局は9月9日、第3回のセミナー「クラブカリフォルニア」を開催し、観光局日本支部代表のマージョリー・デューイ氏が「2015年までに日本人訪問者数60万人をめざす」と意欲を示した。
2013年のカリフォルニアへの日本人訪問者数は前年比4.3%増の58万2000人となっており、ここ数年で人気が徐々に上がってきていることが解る。
そんな日本人訪問者の注目が集まるカリフォルニアだが、現地をよく知る観光局が薦める”カリフォルニアの魅力”は一体どのような所にあるのだろうか?まずはシニア層向けにアピールしたのがヨセミテ国立公園だ。
この公園は保護開始から150周年を迎え、ユネスコの世界遺産にも登録されている事でも有名で、ハーフドームやエルキャピタン、マーセド川やブライダルベール滝も注目のポイントとなっている。
また若年層に対しては「カリフォルニアにしかないファッションブランドが沢山ある」と述べ、ローカルのファッション店が多くあるロサンゼルスのアボットキニー通りなどを薦めている。日本からの訪問者を増やすために、観光局はアクセスについても言及している。
現在、日本~カリフォルニア間では座席供給量が不足している状況となっているが、今年10月にはユナイテッド航空の羽田~サンフランシスコ線が、2015年3月には日本航空の関空~ロサンゼルス線が開設される。
「すでに2路線に対しての需要はある」とコメントし、羽田線に対しては「日本の各地方からの需要も取り込めると思う」との期待を表した。カリフォリニア州には数え切れないほどの見所があるが、何より嬉しいのは州を挙げて日本人訪問者を歓迎してくれていることだ。
あなたもそんなカリフォルニアの都市に足を運んでみてはいかがだろうか。
(Lion-Maniacs)