ゴールデンウィークに行きたい!希少な3作を展示する「バンクシー展 GMOデジタル美術館 東京・渋谷」

2021年オープンの「バンクシー展 GMOデジタル美術館 東京・渋谷」が、今年の3月28日(火)に来場者のべ3万人を達成した。また、併設の「ミュージアムショップ byGMOデジタル美術館」も、2022年10月のオープンから約半年で、来場者がのべ1万6,000人を突破。

今回の記事では、多くの人々から注目を集める同施設について紹介したい。開催終了日は今のところ設けていないとのことなので、GWに足を運んでみては。

世界初公開の作品を含む3作を展示

「バンクシー展 GMOデジタル美術館 東京・渋谷」は、“現代アートをすべての人に”をコンセプトに、2021年9月に「渋谷フクラス」の2階にオープン。イギリスのストリートアーティスト・バンクシー氏の希少な3つの作品を展示しており、アートファンをはじめとする多くの人々が来場している。

早速、展示作品について紹介しよう。

「Girl with Balloon(風船と少女)」

「Girl with Balloon」は2004年に制作された150点のうちのひとつで、関係者への販売時のみ入れられるハートマーク付きのサインが左下に施された希少な作品。

額装は、2018年に「サザビーズロンドン」で開かれたオークションにおけるシュレッダー事件の額装を忠実に再現している。

「Bomb Love Over Radar」

「Bomb Love Over Radar」は、「Bomb Love」という作品に赤いレーダーマークが加わった作品。バンクシー氏からコレクターに直接プレゼントされて以降、長らく秘蔵となっていた作品で、同館での展示が世界初公開・初展示となる。

「Love Is In The Air(花束を投げる暴徒)」

「Love Is In The Air」は、イギリスのマンチェスター市立美術館で10年以上にわたって公開展示されていた作品。

「Love Is In The Air」といえば、パレスチナ・ベツレヘムに制作された巨大壁画が有名だが、同作はこの巨大壁画よりも制作年代が早く、花束を投げるテロリストのモチーフの起源となる最初期の作品とされている。

スペシャルムービーでバンクシー氏の情報をインプット

「バンクシー展 GMOデジタル美術館 東京・渋谷」では、作品鑑賞前に約10分間の「スペシャルムービー」でバンクシー氏や展示作品について知ることができる。

220インチディスプレイとロールスクリーンに映し出される映像で、高精細かつシームレスな没入感を体感。また、スピーカーで音の指向性をコントロールすることにより映像と音の一体感を表現しており、作品だけではなく、映像・音響が一体となった展示空間をもひとつのアートとして体験できる。

今年の連休は渋谷へ出かけ、アート鑑賞に没頭してみては。

バンクシー展 GMOデジタル美術館 東京・渋谷
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス2階
開館時間:11時~20時(1公演20分の入れ替え制/鑑賞人数の制限あり)
入館料金:一般300円 他
チケット購入サイト:https://www.e-tix.jp/gmo-art/
展示会公式サイト:https://banksy.tokyo/
※開館情報は変更となる場合がある

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003962.000000136.html

(IKKI)