オリエントスターの「アバンギャルドスケルトン」に、高性能ムーブメントを搭載した新モデルが登場

国産本格的機械式時計ブランドである「Orient Star(オリエントスター)」。

同ブランドのスポーツコレクションから、新たに「アバンギャルドスケルトン」3モデルが、時の記念日の6月10日(土)に発売される。本記事では、同製品について詳しく紹介する。

精密に成形されたオープンワークの文字板

全体的に金属の無機質な質感を生かした同製品のデザインでまず目を引くのが、精密に成形されたオープンワークの文字板だ。

2層の複雑な構造をもつ文字板は、ムーブメントとの境界を感じさせないようにレイアウトが巧みに計算されている。インデックスを配した上板と、上板を衝撃や変形から守る下板でそれぞれ色や仕上げを変えている。

独特のスケルトン構造に奥行きと立体感を演出

さらに、上板から浮き立つように小針が配置され、独特のスケルトン構造に奥行きと立体感を演出している。また、光の反射を99%カットするSARコーティングのサファイアクリスタルを風防に用い、デザインの隅々までクリアに見渡すことができる。

キャリバーF8F64を搭載

そんなスケルトンのデザインが引き立てるのは、シリコン製がんぎ車を搭載する自動巻きムーブメント、キャリバーF8F64だ。

地板を部分的にくり抜き、表面に波目模様を施した同ムーブメントの6時位置のスモールセコンド付近に見えるブルーのシリコン製がんぎ車は、最新の高精度製造技術を駆使して作られ、独自技術が国内外で特許登録されている。*

また、シリコン製がんぎ車を採用することによって、同ムーブメントは、「オリエントスター」の自動巻きムーブメントでは初となる60時間以上のパワーリザーブと、日差+15~-5秒の高精度を実現し、実用面での性能も大幅に向上した。

文字板やムーブメントとの一体感を強調

加えて、高品質ステンレススチール(SUS316L)を用いたケースや独特の6角ねじを配したベゼルは、繊細な筋目仕上げを基調として文字板やムーブメントとの一体感を強調。ザラツ研磨による鏡面仕上げがアクセントを添える。

3種類のモデルを用意

ここで、今回発売される3モデルについて紹介しよう。

金属のソリッドな質感を強調したモデル「RK-BZ0001S」は、ケースと同素材のメタルバンドを組み合わせている。

RK-BZ0001S ¥242,000

黒メッキ仕上げのケースと文字板の精悍でスポーティなモデル「RK-BZ0002B」には、コーデュラバリスティックナイロンのバンドを組み合わせた。

RK-BZ0002B ¥242,000

そしてプレステージショップ限定モデル「RK-BZ0003S」には、メタルバンドとともにコーデュラバリスティックナイロンのバンドが付属する。

RK-BZ0003S ¥253,000

時計愛好家にとっては見逃せない逸品であろう、「アバンギャルドスケルトン」新モデルをチェックしてみてはどうだろう。

Orient Star公式サイト:https://www.orient-watch.jp/news/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000537.000033845.html

(角谷良平)

*独自技術 回転ずれ防止形状:日本:特許第6915602号、米国:US11409244、欧州:EP3644128、中国:CN111090229 バネ性構造:日本:特許第6891622号、特許第7107405号、米国:US10747178、欧州:EP3396471、中国:CN108803297 鮮やかな青色:日本:特許第6908064号、特許第7207458号、欧州:EP3709098 本製品のデザイン技術:特許取得済

※価格はすべて税込