8月28日、韓国のSamsung Electronics社より3Gに対応するSIMを搭載したTizen端末「Gear S」が発表された。このスマートウォッチ、デザイン面では曲面のディスプレイがとても印象的で、2インチAMOLED液晶搭載という事で従来のスマートウォッチよりも大きく作られている。
バンド部分は発売に伴い続々とのオプションが発表される予定で、最近ではオーストリアのSwarovski社と提携し「Crystal Fine Mesh」という最新技術採用したGear Sスワロフスキーバージョンも発表された。気になる機能面だが、GPSセンサー、加速度計、ジャイロ、紫外線センサー、気圧計、心拍計が内蔵され、ストレージは4GB、メインメモリは512MB、プロセッサはデュアルコアの1.0 GHz、OSはTizenを採用しバッテリー容量は300mAhとなっている。
また、3Gに対応することで母艦となるスマートフォンとの連係をしなくても、メールやSNSのプッシュ通知を受信可能で通話も出来るというから驚きである。
ディスプレイに表示されるキーボード、もしくは「S Voice」の音声でテキストの入力も可能で、前モデルの「Gear 2」同様に生体センサーとGPSを駆使した「S Health」にも対応している。
この「Gear S」、現時点で用意されているカラーはブラックとホワイトの二色で10月初旬に世界各国で発売する予定。
価格は未定で日本での発売も決まってはいないが、続報に期待したいところだ。
(Lion-Maniacs)