温かみのある“うつわ”の数々。東京・表参道で陶芸家・小野哲平氏の作品展が8年ぶりに開催

生活に寄り添う“うつわ”を、アートの領域にまで昇華。

東京・表参道のライフスタイルショップ「CIBONE」で、日本を代表する陶芸家・小野哲平氏の作品展「Energy Teppei Ono」が8年ぶりに開催される。

陶芸家・小野哲平氏の作品展「Energy Teppei Ono」

「Energy Teppei Ono」は、日本を代表する陶芸家・小野哲平の作品展。同展には、直径30cmを超える大皿をはじめ、薪窯焼成による飯碗、取り皿、カップなどのうつわはもちろん、壺やアートピースを含めた作品が揃う。

なお、初日の4月7日(金)18時からはCIBONEでオープニングレセプションを開催。同じく表参道にあるレストラン「eatrip」を主宰する野村友里氏が、小野氏のうつわを使用して美しく温かな日常のご馳走を用意する。特別で贅沢な時間を楽しんでほしい。

現代で生きる人々に強烈なメッセージを送る小野哲平氏

そもそも、小野氏はどのような人生を歩んできた陶芸家なのだろうか。

小野氏は1958年に愛媛県で生まれた。鯉江良二氏の弟子を経て、常滑(とこなめ)にて独立。1984年からは、タイ・ラオス・インドなどアジアの国々を旅するように。

1998年からは高知に移住。棚田が美しい高知の山あいに住み、めし碗、皿、鉢、湯のみなど、日々の暮らしの中で使われる土のうつわをつくっている。

写真:阿部裕介

写真:阿部裕介

小野氏が薪窯で焼成する力強い作品は、使われて美しく育つ“うつわ”の原点を表現しているかのようだ。

写真:阿部裕介

写真:阿部裕介

2010年、現代美術家・村上隆氏のカイカイキキギャラリーにて個展を開催。以後、国内外、特に中国、台湾では熱狂的な支持を集める。2022年にはCIBONE Brooklynのオープニング個展開催。コロナ禍においても力強い存在感を示している。

写真:阿部裕介

写真:阿部裕介

すべての人にとって開かれた、生きる活力の源泉である小野哲平氏のうつわ。表参道で直接目にして、その迫力を感じてみては。

Energy Teppei Ono
期間:4月7日(金)〜4月23日(日)※4月7日(金)の18時〜20時、8日(土)11時〜16時は作家が在廊
開廊時間:11時〜20時 ※4月7日(金)は18時から
場所:CIBONE
所在地:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
詳細ページ:https://www.cibone.com/news_exhibition/7099/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000036230.html

(IKKI)