東京・JR板橋駅より徒歩約5分の場所に位置する「板橋カスクビレッジホテル」が、3月1日(水)にグランドオープンした。
部屋数は全12室。1階には、クラフトビール醸造所「TOKYO ALEWORK(トウキョウ エールワークス)」ほか、ウイスキー専門のリカーショップ「M‘s Tasting Room」や「ワインビストロ ル マリアージュ」がある。
一番のポイントは、部屋で生樽から直接注いだできたてのクラフトビールが飲めること。ビール好き、美食家は要チェックのホテルだ。
お酒を通して集い合い、円熟したひとときを堪能
かつて江戸の四宿の玄関口だった東京・板橋。中山道の最初の宿場町だった板橋宿は、当時大変栄えたという。
その板橋で、お酒を通して集い合う「名所(ビレッジ)」となり、おいしいお酒とサービスを提供し、「樽(カスク)」で寝かせたお酒のように円熟したひと時を過ごしてもらいたいという思いを込め、「板橋 カスクビレッジホテル」は昨年にスタート。この春グランドオープンした。
部屋ごとに異なるコンセプトで造られた12室の客室
マンションの2階と3階の12部屋をリノベーションした同ホテルの客室は、伝統的なジャパニーズスタイルから、開放的な西海岸風の部屋、ブリティッシュスタイルの部屋まで、異なるコンセプトでデザインされている。各部屋の広さは平均37平方メートルだ。
1階で造られた鮮度抜群のクラフトビールを客室で楽しめる
同ホテルの最大の特長は、1階にある「TOKYO ALEWORKS」で製造した樽生クラフトビールを部屋で飲めるオプションサービスがあることだ。
部屋には10Lのケグ(樽)に詰めたビールが届き、空冷式ビールサーバーから注いだできたてが飲める。10Lはパイントサイズなら約20杯に相当。フードを1階からテイクアウトして、客室でビールパーティを開くこともできる。
数々の受賞歴を持つ東京発ブルワリーTOKYO ALEWORK
2018年に開業した「TOKYO ALEWORK」は、ボブ・ストックウェルさんとランディ・カーンクロスさんが運営および醸造を担っている。
モットーは「Back to Basics(基本に戻る)」。流⾏りにとらわれず、クラシックスタイルからニュースタイルまで、あらゆるスタイルのクラフトビールを造り、クラフトシーンに変⾰を起こし続けている醸造所だ。
同醸造所が製造したクラフトビールは、ジャパン・グレートビア・アワーズ、インターナショナル・ビアカップ、B-1グランプリ、ジャパンブルワーズカップなどのコンペティションで数々の賞を受賞。東京を代表するブルワリーのひとつとして知られる。
醸造所が1階にあるため、外からでも気軽にクラフトビール製造設備やブルワーの作業風景を見ることができる。いろいろ試飲してみたい人は、併設のタップルームでクラフトビールのフライト*を試してみてはどうだろう。
同店の名物は、専門店を超えるクオリティのハンバーガー。タップルームで、あるいはホテルの部屋で、一度試していただきたい。
スコッチウイスキーの老舗インポーター・スコッチモルト販売が運営する「板橋カスクビレッジ」の各店とあわせて、ホテルでの時間を楽しんでみては。
板橋カスクビレッジ
所在地:東京都板橋区板橋1-8-4
公式サイト:https://caskvillage.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000062564.html
(MOCA.O)
* 少量ずつ飲み比べできるテイスティングセットのこと