<東京・六本木>13名のクリエイターと考えた“なんかいい”プロダクトを展示する「わからなさの引力」展

NTTドコモが、テクノロジーの進化の中、機能的・理性的に価値をはかろうとすることでこぼれ落ちてしまっていた「なにか」を探る展示会「そばにあった未来とデザイン『わからなさの引力』展」を、東京ミッドタウンにて3月18日(土)から26日(日)まで開催する。

国内外で活躍する13名のクリエイターたちのそばにあった、言葉では表しにくいけれども「なんかいい」ものとは。曖昧な「わからなさ」という感性の裏側を、ゲストとともに模索する。

13名のクリエイターたちの「説明しがたい魅力をもつもの」を展示

本展では、国内外で活躍する13名のクリエイターたちが日常生活の中から選んだ、それぞれにとって「説明しがたい魅力をもっているもの」と、それらが醸し出す「わからなさ」の魅力を探る言葉を展示。

プロダクトを選んだクリエイターたち本人の言葉と、NTTドコモのプロダクト部プロダクトデザインチームの言葉、さらにデザインに携わるAXIS編集部からの言葉。

これらの多様な視点を通して「わからなさ」に目を向け、「感覚」や「機微」といった感性的なよさの未知なる可能性や、その裏側にある豊かさとは何かをゲストに問いかける。

トラの人形やペラペラの温泉タオル—一人ひとりの「なんかいいもの」

展示するプロダクトは、大量生産された工業製品だけでなく、「日用品」や長年使い込んだ「愛用品」、さらには「自然物」など多種多様。ソフトビニールでできたトラの人形やコンベックス(巻尺)、虫食いの欄間、ペラペラの温泉タオルなど、クリエイターたちの感性が光る。

今回参加しているのは、美学者・東京工業大学教授の伊藤亜紗(いとうあさ)さん、美術家のAKI INOMATA(あきいのまた)さん、グラフィックデザイナーの岡本健(おかもとけん)さん他10名。

テクノロジーが進化した現代社会においては、「わからないこと(非効率、感性)」が排除され、「わかること(効率的、理性)」に重きが置かれている。

しかし、便利さや効率を追い求めるがあまり、こぼれ落ちてしまっている感性的な価値もあるはずだ。

各界で先端を走り続ける13名の無限の可能性を秘めた「わからなさ」を一堂に集めた展示会に足を運び、未来につれていきたい“価値あるもの”へと目を向けたい。

そばにあった未来とデザイン「わからなさの引力」展
会期:3月18日(土)~26日(日)
開廊時間:10時~19時
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
所在地:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
入場料:無料
公式ページ:https://design.idc.nttdocomo.co.jp/event/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000097239.html

(IKKI)