和歌山県湯浅町で、和歌山県内の果物を使用したワイン・リキュールの製造を行う「湯浅ワイナリー」。
同ワイナリーは3月13日(月)、紀州かつらぎ山で収穫した和歌山生まれの柑橘「じゃばら」の果汁を使用したリキュール「勹果(ほうか)初しぼり(じゃばら)」を300本限定で発売する。
希少な果実「じゃばら」の旨味を、その舌で確かめてみてほしい。
和歌山生まれの柑橘「じゃばら」を使用したリキュール
「じゃばら」は、かつては和歌山県北山村で自生していた珍しい柑橘果実。「邪(じゃ)を祓(はら)う」ほどの香りと酸味があることからその名が付けられたという。
じゃばらと言えば北山村のイメージが強いかもしれないが、フルーツ王国とも呼ばれるかつらぎ町の紀州かつらぎ山「しんおか農園」でも栽培されている。
今回発売する「勹果 初しぼり(じゃばら)」には、この冬収穫されたじゃばらの初しぼり果汁が使われている。
同商品は、きりっとした酸味とほのかな甘み、そしてじゃばら特有の程よい苦みと香りがクセになるリキュール。白ワインの風味とともにスッキリとした果実感を楽しめるのも特徴だ。
旬の旨味を詰め込んだ「勹果 初しぼり」シリーズ
そもそも、湯浅ワイナリーが手がける「勹果 初しぼり」とはどういったシリーズなのか。
和歌山県は太平洋に面し、黒潮の影響によって温暖で日照時間が長い気候が一年中続くため、果物の栽培に適した土地柄だ。
そのため、古くからたくさんの果物が作られている。中でも代表的なのは有田みかんだ。他にも、みなべ・田辺地域では梅が作られ、紀の川沿いでは桃、高野山の麓にある伊都地方では富有柿が有名だ。さらには県南部にある古座川町で取れるゆずなど、みずみずしく香り高い、多種多様な果物で知られている。まさにフルーツの楽園と言っても過言ではないだろう。
これら和歌山生まれの果物をギュッと閉じ込めるよう包み込んで造った酒が「勹果」である。そして、その中でも果物の旬の時期にしか手に入らないプレミア商品が「初しぼりシリーズ」となっている。
珍しい柑橘の味を詰め込んだリキュールは、花見や行楽など、人と集まり酒を酌み交わすシーンで披露しても喜ばれそうだ。
勹果 初しぼり(じゃばら)
価格:180ml/660円、375ml/1,320円(ともに税込)
アルコール分:7.0度
湯浅ワイナリー公式サイト:https://houka.yuasa-winery.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000101169.html
(IKKI)