京都・祇園の隠れ家ホテルにモダンフレンチ店オープン。巨匠ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステン氏の新店

京都の中心地、祇園新門前通りの隠れ家ホテル「The Shinmonzen(ザ シンモンゼン)」に、モダンフレンチの巨匠シェフ・ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステン氏のレストラン「Jean-Georges at The Shinmonzen」がオープン。

オープン日は3月15日(水)、予約は2月15日(水)から開始だ。

©︎Ben Richards

©︎Ben Richards

祇園のスモールラグジュアリーホテル

京都の中心地、祇園にオープンした「The Shinmonzen」は、安藤忠雄氏による現代的な日本のデザインと、コスモポリタンなインテリア、そしてワールドクラスのコンテンポラリー・アートのコレクションからなるスモールラグジュアリーホテル。

伝統的な日本の旅館にインスピレーションを受けた、同ホテルの9つのバルコニー付きスイートルームからは祇園白川を臨み、隠れ家のような空間だからこその、パーソナルなサービスが体験できる。

ディナータイムのみ利用できるレストラン

同レストランは、「地元の食材をふんだんに使用し、フレンチ、アメリカン、アジアンを融合させた季節ごとに常に変化する、繊細で優美な逸品を提供すること」をコンセプトとし、常時3,000本以上のワインを取り揃え、フランスのテロワールと新世界のワインを提供するワインセラーを備えている。

また、サイフォンコーヒー日本チャンピオンの矢橋伊織氏による「%Arabica」とコラボレーションしたコーヒーや、京都の高級茶屋「柳桜園」の日本茶も用意。

インテリアデザインはニューヨークの人気レストラン、AldeaやMorimotoなどを手がけた、ステファニー後藤氏だ。

シェフのおまかせコースメニュー

ディナータイムのみ利用できる同レストランは、シェフのおまかせコースメニューを月〜季節替わりで用意。6コースは18,000円、8コースは24,000円となっている。

京野菜など、地元の食材をふんだんに使用した京都ならではのメニューを楽しもう。

また、宿泊ゲストはアラカルトメニューも利用可能で、ランチ及びアフタヌーンティーの販売も開始する予定だ。

©︎Ben Richards

©︎Ben Richards

フレンチの巨匠ジャン-ジョルジュ氏

ジャン-ジョルジュ氏は、手腕に長けたビジネスマンでありレストラン経営者でもある。今まで、世界中の60を超えるレストランの運営を成功に導いている。

彼はフランスのアルザスで生まれ育ち、いくつかのミシュラン3つ星のレストランで修業をした後、アジアで更なる向上を達成。彼の料理に対するビジョンは、料理業界の基準を再定義し、食生活に革命をもたらした。

そんな彼が、オープンに際してコメントを寄せている。その一部を紹介しよう。

「美味しい食材の主な要因は、土壌と優れた気候でしょう。京野菜は、ミネラル、繊維、ビタミンをたっぷり含み、味わうとすぐに違いがわかります。

この春にオープンする新しいレストランでゲストを迎えるにあたり、地元の農家や漁師、食肉業者の方々と共に仕事をすることを楽しみにしています」

京都の食材をつかった、今までにないフレンチを味わってみよう。

Jean-Georges at The Shinmonzen
オープン日:3月15日(水)
予約:受付中
所在地:京都府京都市東山区新門前通西之町235
営業時間:18:00〜23:00(ラストオーダー 21:00)
公式サイト:https://theshinmonzen.com/jp/

(田原昌)

※表示価格は全て税・サービス料込