和歌山県の世界遺産・熊野古道の一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」にフィンランド式屋外サウナ「Kumanoko Sauna」が開業。開業を記念し、同宿に宿泊するユーザー限定で、オリジナルのサウナハット、Tシャツ、タンブラーの販売を開始した。
本記事では「Kumanoko Sauna」開業記念のオリジナルアイテムについて詳しく紹介したい。
シンプルながらかわいらしく描いたグッズを用意
「Kumanoko Sauna」開業を記念し、自然豊かな熊野古道をトレッキングする人や、サウナに入ってととのう動物などを、シンプルながらかわいらしく描いたグッズを用意した。
男女ともに愛用できるアイテムばかりのでパートナーとペアで揃えることも可能だ。
購入方法は、宿泊予約をする際に、オプション欄よりチョイス。商品は、宿泊時に渡される。
Tシャツ・サウナハットのデザイナー
オリジナルTシャツ・サウナハットをデザインしたTomu Ohnishi氏は、イラストレーター兼デザイナー。バックパックでの旅、山、トレイル、キャンプ、野外フェスなどを楽しみながら、アメリカをロードトリップした時のスケールの大きさに感銘を受け、やがてロングトレイルに出会い、PCT、JMTへの憧れを持ちつつ、現在は東京でクリエイティブな日々をおくる。
自身で一から作り上げるフィンランド式サウナ
「Kumanoko Sauna」は、すでに温められている中に入る一般的なサウナと異なり、薪割りや火入れなど、ユーザー自身で一から作り上げるフィンランド式サウナ。1組限定の貸し切り宿なので、私語や寝転がることは禁止されておらず、自由に楽しむことができる。
サウナのすぐ横に露天の水風呂があり、“サウナ⇋水風呂”のサイクルを何度でも堪能できる。水風呂の巨大な風呂桶は、和歌山県名匠にも表彰された、地元の桶職人・松本濱次さん(88)が手がけた。
自分自身と対話する時間を持てる空間
サウナ内はあえて照明をあまり入れず、ほの暗い空間でストーブの火を見つめることで、禅や瞑想のように“無になる瞬間”が生み出されるようにした。
家族や仲間と一緒にいながらも、自分自身と対話する時間を持てる空間となっている。熊野古道の主要ルート・中辺路沿いには現状、他にサウナ施設がない。熊野古道を歩き、サウナに入って心身ともにリトリートするという、一連の流れが出来上がれば、新たな巡礼文化が誕生すると確信しているそうだ。
熊野古道の一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」に宿泊し「Kumanoko Sauna」のオリジナルアイテムを手にいてれみては。
SEN.RETREAT TAKAHARA
所在地:和歌山県田辺市中辺路町高原1966※
料金:19,000円~/1人(6名利用時)
公式サイト:https://sen-retreat.com/stay/takahara/
(角谷良平)
※「Kumanoko Sauna」は、「SEN.RETREAT TAKAHARA」敷地内