「名古屋観光ホテル」では、2月1日(水)から1か月間、「裕人礫翔(ひろとらくしょう)×名古屋観光ホテル」と題し、箔アーティストであり伝統工芸士でもある裕人礫翔氏のアート作品を、ホテルのロビーやレストランに展示する。
また、2月10日(金)には、裕人礫翔氏が来館予定。「月」をメインテーマにした作品を、この機会に見てみては。
「月」をテーマにした唯一無二の箔のアート
裕人礫翔氏は、1962年、京都・西陣に生まれる。箔アーティスト/伝統工芸士。
父であり、京都市伝統産業技術功労者の号を持つ西山治作氏に師事、箔工芸技術を学ぶ。2002年から創作活動を本格化。唯一無二の箔工芸の技術を駆使し、「月」をテーマにした作品を中心に様々な作品を発表する。
それだけではなく、多様なジャンルのデザイナーやアーティストとも共同制作を行う。さらに、技術を活かし、文化財保存を目的として進められているデジタルアーカイブ制作事業にも参画している。
その作品は、西陣織のために完成された箔の「工芸的な」美の枠を超え、箔を通して見えてくる本格的な物の価値を浮かび上がらせ、世界の様々な分野で注目を集めている。
『宇宙兄弟』とのコラボレーション作品も展示
今回は、アートフェアへの出展や、数々の映画への作品出演などでしか目に触れることのない貴重な作品の中から3点の「月光礼賛」をはじめ、「月を見る」(販売価格3,630,000円)など、合計21点の作品を展示。
唯一無二の箔工芸の技術を駆使した作品に留まらず、多様なジャンルのデザイナーやアーティストと共同制作を行うなど、世界の様々な分野で注目を集めている裕人礫翔氏の作品を通じて、新たなアートの魅力を感じてほしい。
合計21点の貴重な作品
1階のロビーには、計7点を展示。黄金の茶室内には「月光礼賛」、フロント横には「シリウスへの道」を展示している。
1階のフレンチレストラン「エスコフィエ」には、計11点を展示。「Lui Lui」「白と金と赤」「金と赤」などを展示している。
また、1階のメインバー「プエルト」には、計3点を展示。『宇宙兄弟』とのコラボレーション作品である、「月を見る」と「月で会う」も展示中。
まるで美術館にいるような重厚感あふれる美しい空間で、「アート×ホテル」がもたらす優雅な時間を過ごしてみよう。
裕人礫翔×名古屋観光ホテル
期間:開催中~2月28日(火)
場所:1Fロビー、フレンチレストラン「エスコフィエ」、メインバー「プエルト」
※日本料理「呉竹」、中国料理「柳城」では常設展示
裕人礫翔氏来館予定日:2月10日(金)
所在地:愛知県名古屋市中区錦1-19-30
公式サイト:https://www.nagoyakankohotel.co.jp/
(田原昌)
※来館予定は事前告知なく変更になる場合あり