自宅の玄関周りに色を添えてくれるのが、夜間にあかりを作り出す“エクステリアライト”だ。しかし、ライトのデザインがあまりにシンプルだと味気なく感じるし、逆に装飾が多すぎるとうるさく感じる。つまりは、なかなか良い具合のものを選ぶのが難しい。
今回の記事では、照明器具の老舗「都行燈(みやこあんどん)」が発売した新製品「スリム・フレーム」を紹介したい。
100年以上、照明器具をつくる会社の集大成「スリム・フレーム」
創業1880年、「都行燈」は100年以上あかりをつくってきた会社だ。
この「スリム・フレーム」同社がはオリジナル製品や特注照明など幅広く照明器具を手がけてきた経験からつくり出した、“あかりの黄金比”ともいえる屋外用照明器具。
シンプルな美しさを追求した品で、和のエッセンスを取り入れたミニマルなフォルムは、現代的な建築・エクステリア空間と見事に調和する。
耐久性と光の美しさのバランスを考え抜いたフレーム
照明を構成するのは光と影。フレームの幅は光をさえぎる影の大きさにつながる。つまり、フレームの影が細くなれば、純粋な光だまりに近づくことができるのだ。
一方で、フレームはアクリルのシェードを保護する役割も担っている。美しさと耐久性の絶妙のバランスこそ、「スリム・フレーム」の特長だ。下面にも光が透過し、間接光が芝生や洗い出しの床をやわらかく照らしだす。
場所を選ばない控えめなデザイン
都行燈は、奇をてらわず流行に左右されない上質なあかりを作ることを目指している。この「スリム・フレーム」も、モダンで場所を選ばず、かつ主張しすぎないため空間の雰囲気をさまたげない品だ。
サイズは3タイプ。ステンレスのフレームと脚部は、黒塗装のほかオプションでヘアライン仕上げも可能。同じくオプションで、シェードにロゴマークやサインなどのシルク印刷を施すことも可能だ。また和紙を使用しているかのような見栄えだが、実際は和紙調アクリルを使用しており防雨仕様となっている。
日本の住宅と好相性の「スリム・フレーム」で、エクステリアを上品に演出したい。
都行燈公式WEBサイト:https://www.miyako-andon.com
(IKKI)
※価格は全て税込