京都「Mr. Maurice’s Italian」とミシュラン一つ星イタリアン「cenci」のシェフによる1夜限りの共作メニュー

「エースホテル京都」の3階に位置するアメリカ風イタリアン・オステリア「Mr. Maurice’s Italian&Rooftop Bar(ミスター・モーリスズ・イタリアン アンド ルーフトップバー)」は、同店を監修するマーク・ヴェトリ氏の初来館を機に、ミシュラン一つ星レストラン「cenci(チェンチ)」のオーナーシェフ坂本健氏とのコラボレーションディナーを開催。

2月6日(月)に開催する、一夜限りのイベントだ。

2人のスターシェフによるディナー

京都・岡崎に位置するイタリアン「cenci」の坂本氏は、『ミシュランガイド』の2022と2023で2年連続一つ星を獲得し、また「Asia’s 50 Best Restaurants」で43位まで昇り詰める快挙を果たしている。

一方、ヴェトリ氏はアメリカでトップのイタリアンシェフとして知られる巨匠。アメリカの優れたシェフに与えられる賞として有名なジェームズ・ビアード賞の受賞者であり、近年ではその中でも最高賞と謳われる「アウトスタンディング・シェフ」賞にもノミネート。

Mr. Maurice’s Italian Rooftop & Bar 監修

Mr. Maurice’s Italian Rooftop & Bar 監修

今回のコラボレーションは、アメリカと京都を代表するイタリアンシェフによる一夜限りの夢のコラボレーションだ。

両者のアイディアが融合したメニュー

今回のコースのコンセプトは「EAST MEETS WEST(イースト ミーツ ウエスト)」。両者のアイディアが融合されたメニューで構成するコースは、イタリアンの枠を超えるクリエイションとなる。

コース内には、季節の食材を使ったサプライズディッシュが登場する遊び心も。日本は一皿のポーションを小さく多く楽しむ文化であることから、今回は品数を増やし、一皿のプレートの上で二人のシェフの共演が楽しめるスタイルとなる。

アミューズは、ヴェトリ氏による「オリーブオイルとローズマリーのホワイトピッツァ」。「シェフの特製リゾット」は、坂本氏特製のチキンブイヨンをベースにしたリゾットと、ヴェトリ氏の特製ソースが融合した特別なリゾット。

また「パスタボロネーゼ」は、cenciのボロネーゼをマーク氏のパスタで味わう一皿だ。

2年連続一つ星を獲得した京都のイタリアン

「cenci」は、2014年に平安神宮近くの京都岡崎にオープン。

「素材」にひと手間加えることによって、その良さを最大限に引き出し、生産者の思いと一緒にゲストに届けることを理念とし、京都をはじめ全国の生産者と密接に連携し、極上の一皿を生み出す。築100年以上の京町家をリノベーションした店内は、外観からは想像もつかない景色が広がる。

オーナーシェフの坂本健氏は、大学在学中に旅したヨーロッパでイタリア料理に出会い、料理人としての道を歩み始める。京都の「イル・パッパラルド」で修行した後、笹島保弘シェフの「イル・ギオットーネ」で修行を積む。

坂本氏の料理は、構成は創造性にあふれ複雑でありながら、対照的に味はあくまでシンプルで、素材の良さを最大限に引き出すことに注力している。

2人の才能がどのような化学反応を起こすか、後にも先にもない唯一の時間と味覚の旅の体験者となりたい。

Collaborative Dinner by Chefs Marc Vetri & Ken Sakamoto
開催日:2月6日(月)※60席限定、定員に達し次第受付終了
会場:Mr. Maurice’s Italian & Rooftop Bar エースホテル京都3階
所在地:京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
料金:18,000円(税サ込)
予約:https://www.mrmauricesitalian.com

(田原昌)