日本から近く、アクセスしやすい旅先として人気の台湾だが、どのような観光スポットがあり、どのくらい知られているのだろうか。
阪急交通社は全国の20代以上の男女500名以上を対象とし、台湾にある観光スポットの知名度についてアンケート調査を実施。その結果を公開した。
台湾で知っている観光スポットを調査
阪急交通社は台湾で人気の観光スポット名をリストアップし、それぞれの知名度について確認した。
早速、その中でも特に知名度が高かった1位から5位までの観光スポットを紹介しょう。
1位:台北101(たいぺいいちまるいち)<台北市>
調査の結果、地下5階、地上101階という超高層ビルの台北101が1位となった。レストランやバー、ショッピングモールも併設する施設だ。
89階と91階に展望台、そして101階には要予約の「Skyline460」という屋外歩道があり、台北を一望できる。
2位:国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)<台北市>
2位は世界四大博物館のひとつ、国立故宮博物院。中国歴代の王朝が集めてきたという芸術品が69万点以上*も収蔵されている。
3位:九フン(きゅうふん)<新北市>
3位は山間に位置する、風光明媚な街である九フン。金の採掘によって栄え、その後衰退したものの、ノスタルジックな雰囲気が楽しめる観光地として改めて人気を博すようになった。夕暮れどきになると赤い提灯に灯りがともり始め、幻想的な景色が広がる。
4位:士林夜市(しりんよいち)<台北市>
台湾といえば夜市。4位の士林夜市は、台湾でも最大規模の夜市だ。外では洋服や雑貨、小物などのショッピング、地下にある「美食区」では台湾グルメが楽しめる。
5位:十分老街(シーフェンラオジェ)<新北市>
5位は両脇に店が立ち並ぶ線路の上を電車が走り抜ける、珍しい光景が見られる十分老街。ランタンあげ体験を提供するお店が多く、線路の風景とあわせ写真撮影にも絶好のスポットだ。
5位:北投温泉(ベイトウウェンチュエン)<台北市>
台北市内からMRT(都市鉄道)で40分ほどのアクセスしやすい温泉地、北投温泉が同率で5位にランクイン。台湾には温泉施設が数多くあり、場所によって白硫黄泉、青硫黄泉、鉄硫黄泉という3つの泉質が楽しめる。北投温泉の源泉のひとつである地熱谷の周囲を歩けば、湯けむりがたちこめる幻想的な雰囲気も味わえる。
台湾グルメを楽しみたい人が約6割
そのほか、台湾旅行に行くとしたら何を楽しみたいかについても調査を行った。
台湾には、B級グルメと呼ばれるような気軽に食べられる料理が多く、夜市など屋台での食べ歩きが楽しそうなイメージが強いようだ。
現地の人の温かさが感じられる台湾
実際に台湾旅行の経験がある人には、どんなところが良かったかも確認した。回答者からは「人が優しいし日本語もある程度通じる。観光名所もたくさんあり飽きなかった」「日本から近い。時差がほとんどない。比較的安くお買い物を楽しめる。地元の人が優しい」といった声があがった。
人の優しさに触れているコメントや、日本語が通じる利点について触れているコメントが多かったという。
海外への渡航制限が緩和され、旅行の計画を立てている人も多いはず。まずは時差が少ない、台湾を旅先に選ぶのも良さそうだ。
阪急交通社 台湾旅行に関する調査 概要
有効回答数:522名 ※全国、20代以上の男女
調査期間:2022年11月21日(月)~27日(日)
調査手法:Webアンケート
阪急交通社 旅行情報サイト:https://www.hankyu-travel.com/
(hachi)
* 2022年9月30日時点
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