中国発世界屈指の総合家電製品メーカー・TCL(ティーシーエル)社。
同社がAR&XR事業のために生み出した社内ベンチャーFalcon Innovations Technologyより発売されているTCL製のスマートグラス「NXTWEAR S(ネクストウェア エス)」が、この度日本に上陸する。
現在、Amazonや大手家電量販店ECサイトにて予約販売の受付を開始。店頭販売は、2023年1月末を予定している。
XRで世界が広がるスマートグラス「NXTWEAR S」
「NXTWEAR S(ネクストウェア エス)」は、XRに対応するメガネ型のウェアラブルディスプレイである。XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)など、現実と仮想の世界を融合して疑似体験を提供する空間を創り出す画像処理技術の総称のこと。
レンズ内側にマイクロOLEDディスプレイがあり、テンプル部分にラージサイズチャンバーを施したデュアルスピーカーを搭載。あらゆるシーンをパーソナルシネマやプライベートオフィスに変える、革新的なウェアラブルデバイスになっている。
映画館のような大迫力のビジュアル体験ができる
視野角45度、2Dで1920×1080、3Dで3840×1080のマイクロOLEDディスプレイを搭載。4メートルの距離で130インチ相当のスクリーンという、さながら映画館のような大迫力のビジュアル体験を叶えてくれる。
また、TCL NXTWEAR Sはさまざまなゲーム機に対応するほか、スマートフォン・タブレット・PCなどのデバイスから映像出力が可能。ゲームをもっとエキサイティングにしてくれるだろう。
ダイナミックで臨場感のあるサウンドも忘れてはならない。
ラージサイズチャンバーのデュアルスピーカーを搭載し、ダイナミックなステレオサウンドと、心地よい低音を実現。左テンプルのボリュームホイールから、素早く音量を調整することが可能だ。
外出先においては周囲を邪魔しない音漏れ抑制モードが活躍。高周波音を減少させ、周辺への音漏れを低減する。飛行機の機内、待合室などで周囲に気を使わずにいられるに違いない。
NXTWEAR Sは快適さを追求した設計になっているため、さまざまな顔の形にフィット。テンプルも耐久性と弾力性があるように作られている。
そのほか、スマートデバイスやPCに簡単に接続できる磁気コネクタを搭載したり、内部に磁力で取り付けられるメガネフレームを用意したりするなど、工夫が盛りだくさんだ。
さまざまな便利機能を搭載するスマートグラス。2023年を機に、近未来のガジェットにチャレンジしてみるのも一興である。
TCL メーカー公式サイト:https://nxtwears.tcl.com/
(akihiro takeji)