冬の風物詩「クエ」の季節がやってきた!休暇村紀州加太で味わう「天然クエ」会席コース

和歌山県・瀬戸内海国立公園に位置する「自然にときめくリゾート 休暇村紀州加太(かだ)」が、これから旬を迎えるクエのコースを11月1日(火)より発売開始した。

1日限定10食の「天然クエ会席 極み」など、クエは今年も天然にこだわり、4コース用意している。

今が旬。幻の高級魚「クエ」

クエはスズキ目スズキ科マハタ属の魚で、群れを作らず岩穴に単独で住み着き夜間に行動するため「夜の帝王」と呼ばれる。成長すると体長1m、体重80kg以上に達し、生まれた時はすべて雌で成長すると雄になるという「雌性先熟(しせいせんじゅく)」の珍しい魚。

漁獲量が極端に少なく品薄で味良しということから、値段はフグの倍ほど、年末になれば1kgあたりゆうに1万円を超える最高級魚だ。

クエの旬は秋から冬。海水の温度が下がるにつれ、脂が乗り旬をむかえる。一見グロテスクなその姿からは想像もつかない上品な味わいと旨みを持つ。クエの骨の周り、身と皮のあいだには、コラーゲンを含むゼラチン質が豊富にあり、女性にも人気。

ずっと「天然」にこだわり続ける

もともと漁獲量がとても少なく、近年は温暖化の影響によりさらに減りつつあるクエ。それに伴い、常にクエを確保するのは非常に難しくなりつつある。また、昨今では養殖も行われてはいるが、同ホテルではクエを扱い始めてからずっと「天然」にこだわり続けている。

長崎や和歌山等全国から水揚げされたクエを、大阪の「木津市場」より毎日仕入れている。

幻の高級魚「クエ」を味わう4つのコース

ここで、同ホテルで楽しめるクエのコースを紹介しよう。

1日限定10食「天然クエ会席 極み」

「天然クエ」をいろいろな料理方法で食べたい、というゲストの声を受けて誕生したプラン。

食前酒にクエのヒレまたはうろこ酒から始まり、クエ薄造り、クエ鍋、クエかぶら大和煮、クエ雑炊など、天然クエを余すことなく使用した、計11品のコース。

提供期間は11月1日(火)~2023年2月28日(火)まで。料金は1泊2食付きで一人41,700円から。

伊勢海老や熊野牛も味わえる

「天然クエ・伊勢海老・熊野牛冬の美味饗宴コース」は、天然クエのほか、伊勢海老や熊野牛など和歌山の美味しいを詰め込んだコース。

料金は1泊2食付きで、一人32,500円から。

天然クエプレミアムコース

同コースは、クエの煮こごりやクエ鍋、薄造り、鉄板焼き、から揚げなど、天然クエを余すことなく楽しめるフルコース。

料金は1泊2食付きで、一人32,500円から。

天然クエスタンダードコース

同コースは天然クエ鍋をメインに、薄造り・から揚げが付いたコースで、〆はクエのエキスが凝縮した雑炊を堪能できる。

料金は1泊2食付きで、一人26,400円から。

全室オーシャンビューのホテル

休暇村紀州加太は、紀淡海峡に浮かぶ島々を一望する絶景のホテル。客室は全室オーシャンビュー、特に夕景の美しさは別格だ。

また、春の桜鯛、夏のハモ、秋の伊勢海老、冬のクエなど、四季を通して海の幸も楽しめる。大浴場にある自慢の露天風呂は、紀淡海峡と湯面が一体化する趣向で人気がある。敷地内の深山砲台跡をはじめ、周辺フィールドも見所が多い。

旬のクエを味わいに出かけてみよう。

自然にときめくリゾート 休暇村紀州加太
所在地:和歌山県和歌山市深山483
公式サイト:https://www.qkamura.or.jp/kada/

(田原昌)

※価格は全て税込、入湯税別
※写真はイメージ