ファッションディレクター・干場義雅氏が監修するブランド「MOVB(モーヴ)」より、2つの新作コートが登場。11月1日(火)より数量限定で販売する。
新作コートは、メリノウール年間収穫量のうち、わずか0.2%しか採れない“14.5マイクロン”の超極細メリノウールを使用したMOVB独自開発の生地「Platinum Wool」を採用した「チェスターコート」および「Pコート」となる。
14.5マイクロン・Super 180’sの超希少メリノウール生地「Platinum Wool」
MOVBが独自開発した素材「Platinum 14.5 Merino Jersey」。
14.5マイクロンという市場でもなかなか目にすることのできない、非常に希少性の高い超極細メリノウールを使用しており、これは年間収穫量のわずか0.2%しか採れない素材である。
14.5マイクロンはカシミヤと同等クラスの繊度。ウールの繊維1本1本を磨き上げたような表面で、カシミヤのようなぬめり感と、シルクのような品のある光沢が最大の魅力だ。
スーツ生地で見られるSuper表記では実に「Super 180’s」。高級スーツでもめったに見ない素材である。
この原料を高密度なジャージーに編み立てることで、ラグジュアリーなムードが漂うコートながら、伸縮性のある快適な着心地を実現。まさに、MOVBのコンセプトである「想像を超える快適性 ~Hybrid Style Wear~」を体現したコートの仕上がっている。
ラグジュアリー感と動きやすさを両立した、本格仕様のシングルチェスターコート
胸の内側に「胸増し芯」を取り入れ、着用時の胸回りに美しいハリを生み出した。袖先は飾りボタンではなく、ボタンの開閉が可能な本切羽を採用するなど、随所に本格仕様ディティールを採用している。
また、オーセンティックな雰囲気が漂うフェイクのチェンジポケットを設けたことにより、シンプルなチェスターコートにアクセントがつき、目線が上下するためスタイリッシュに見える効果も期待できそうだ。
人間工学の観点からも考慮された裏地仕様「MOVING仕様」を採用。
これは肩甲骨から肩周りの裏地に施した特殊な縫製だ。裏地が動くことによってジャケットの上からコートを羽織っても引っ掛かりが減り、着心地が格段にアップする。
このMOVING仕様はMOVB独自機構で、MOVBのコンセプトである「想像を超える快適性」を実現するためになくてはならない仕様。MOVBのジャケットなどにも採用しており、コートでありながらストレスのないリラクシングな着心地を実現している。
光沢の美しさを味わえる、ステッチを排除したモードなPコート
シングルチェスターコートと同様に「胸増し芯」を取り入れた縫製によってオーダーメイドスーツのようなハリのある胸回りに仕上げている。
加えて、襟やフロントからステッチを排除。ステッチをなくすことで、生地が放つ光沢をさえぎるものがなく、高級感をぐっと高めている。襟を立てて着用した際は、首周りに品が生まれ、顔の印象が華やかに。
シンプルで無駄を削ぎ落としたディティールだが、あえて背中には太めのバックベルトを採用。男の色気を演出するバックシルエットを表現した。
アクセントとして映える重厚感の13starボタンも魅力。本格的なPコートのディテールを取り入れている。
裏地の仕様はシングルチェスターコートと同様に「MOVING仕様」を採用。タイトなシルエットながら軽さと動きやすさを感じられる。
なかなか手にすることができない希少素材で作る、高級感漂う本格的なシングルチェスターコートとPコート。冬のお出かけのお供にいかがだろうか。
MOVB:https://movb.jp/
(akihiro takeji)