大阪・弁天町駅前に、レーシングカフェ&バー「Cafe&Bar Da Corsa」オープン

レーシングシミュレーターを設置したカフェ&バー「Cafe&Bar Da Corsa」が、大阪市港区にオープンした。

「モータースポーツの世界には大きな壁があります」というオーナーが、「もっといろんな人にレーシングシミュレーターを知ってほしい」という思いから立ち上げた店だ。

気軽に本格的なレーシングシミュレーターを楽しもう

モータースポーツの世界では、自身で車両を用意したり、装備品の用意をしたりすると多くの費用が必要になる。その上、さらにレースに参戦するとなると莫大な資金を用意しなくてはならない。そして、それが原因でレース活動を続けられなくなることが、「モータースポーツの世界の大きな壁」であると、「Cafe&Bar Da Corsa」のオーナーは説明する。

オーナー自身もレース活動をしていたが、それらの壁に直面して、レース活動を続けることを断念した。しかし、レーシングシミュレーターと5年前に出会い、体験して、「実際にサーキットで走行しているのと同じ感覚で走ることができ、車の動きもほぼ同じで驚いた」そうだ。

そして、レーシングシミュレーターについて調べると、プロのレーシングドライバーもトレーニング機材として利用していることがわかった。何より実際にサーキットで走るよりも低コストで走行体験ができるので、誰でも気軽にサーキット走行が楽しめると思ったという。

リアルに近いレーシングシミュレーターを設置

同店に設置されたレーシングシミュレーターは、2009年に創立したシミュレーターブランド「Next Level Racing(ネクストレベルレーシング)」で、世界のゲーム業界とパートナーシップを組み、レーサーやゲーマーの高いニーズに応え続け、業界をリードする製品をリリースしている。

ネクストレベルレーシングのシミュレーターは、有名パイロットの訓練やプロレーシングドライバーの日々の練習にも使用されるほど、リアルなレース体験が可能だ。

シミュレーターのコントローラー類は、レーシングシミュレーター用の完全なコックピットを含む、専用のsimレーシングハードウェアのリーディングブランド、FANATEC(ファナテック)のものを使用。

モニターは、台湾のPCパーツおよびゲーミングデバイスメーカー、MSI(エムエスアイ)製品を設置。ゲーミングモニターとして人気を博し、世界中のユーザーに愛用され、数々のeスポーツ大会でも採用されている。

そして、PCはオーナー自作だ。

オーナーは、「このレーシングカフェ&バーがきっかけになって、もう一度モータースポーツ界が盛り上がり、車に少しでも興味を持ってもらえたらと思います。そして、プロのレーシングドライバーを目指している人たちの練習場所としても利用してほしい」と語る。

リアル走行に近いレーシングカーのコックピットに座りマシンを操る感覚は、まさに非日常。日々のストレス解消に、大人の遊びとして楽しもう。

Cafe&Bar Da Corsa
所在地:大阪府大阪市港区市岡元町3-6-14 日新ビル2F
営業時間:10:00~23:00
定休日:月曜日

(MK)