都内3店舗で提供開始、ベジタリアンや健康志向の人との会食に使える「ヴィーガン会席」

日本料理店「京都 瓢喜(ひょうき)」「香水亭(かすいてい)」「京都 瓢斗(ひょうと)」は、ベジタリアンの人や、健康志向の人から注目を集める「代替肉」を用いて、日本料理の料理人が作る「ヴィーガン会席」を、7月15日(金)から提供開始した。

食品アレルギーがある人や健康が気になる人も楽しめる会席だ。

全ての人が「美味しい」代替肉を使用したヴィーガン会席

3年の開発期間を経て、提供開始

同グループでは数年前まで、精進料理で構成する「ベジタリアン会席」を用意していたが、使用できる食材の性質上、「味が物足りない」「旨みがない」など厳しい意見が寄せられることもあったという。そこで、新たなメニューを模索しているとき、市場に出始め、話題になっていた“代替肉”に出会う。

開発を始めた当時の代替肉は、ハンバーグなど濃い味付けの洋食に合うものが主流で、素材の味を活かす日本料理に合うものには出会えなかった。しかし昨今では、本物の肉に近い食感、他の食材の味を邪魔しない旨みや味わいのものが増え、同グループが目指す美味しさを実現することができたという。

味付け、調理方法のこだわり

単に、通常の料理を代替肉に置き換えて動物性食品を除いた、というものではなく、野菜や果物、豆類の美味しさを存分に引き出す味付け、調理方法にこだわり抜き、「ヴィーガン会席」を作り上げた。

たとえば淡白なものには、旨みの多い野菜を加える。胡麻や唐辛子、卵を使わないマヨネーズをアクセントにするなど、様々な工夫が凝らされている。

健康が気になる人、アレルギーがある人も楽しめる

料理は全て、卵、はちみつ、ゼラチンを含む動物性食品を用いていないので、ヴィーガンの人でも安心して食べられる。コレステロールや中性脂肪など健康を気にしている人、美容を意識している女性にもおすすめだ。

また、卵、牛乳、ゼラチン、甲殻類、その他動物性食品のアレルギーを持っている人にも提案できる会席だ。

2種類のヴィーガン会席が味わえる

「ヴィーガン会席」のコースは、6,500円と9,500円の2種類。

「野菜の重ね寿司」や「ふわふわ豆腐バーグ」、鍋に「蓮根つくね鍋 野菜盛り」、食事に「特製まるで牛丼」が楽しめる。

落ち着いた空間で、誰もが楽しめる会席を味わってみよう。

京都 瓢喜 銀座本店
所在地:東京都中央区銀座7-16-14 1F・2F
公式サイト:https://hyoki.jp

香水亭 六本木本店
所在地:東京都港区六本木6-7-7 MERCURY六本木1F・2F
公式サイト:https://kasuitei.jp/shop/roppongi/

京都 瓢斗 渋谷店
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷7F
公式サイト:https://hyoto.jp/shop/shibuya/

(田原昌)

※価格は全て税込