アート・⾳楽・⾷の総合芸術祭「Reborn-Art Festival 2021-22[後期]」が、8⽉20⽇(⼟)から10月2日(日)まで、宮城県石巻市を舞台に開催される。
国内外のアーティストによる現代アートや豪華ゲストによる音楽ライブ、有名シェフが手がけるフードセッションなど、石巻を楽しみ尽くす注目のイベントだ。
復興と振興を目指した「Reborn-Art Festival」
「Reborn-Art Festival(リボーンアート・フェスティバル)」とは、2017年に宮城県石巻市・牡鹿半島を中心に51日間にわたって初めて開催され、豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた、新しい総合芸術祭。
「Reborn-Art Festival 2021-22」は2021年8月11日(水)から9月26日(日)の期間に開催され、今回はその「後期」となる。
新たなアート作品にも注目
メイン展示エリアとして、石巻中心市街地に加えて復興祈念公園周辺にも多数の作品が展示される。
新たな展示エリアとなる渡波エリアには、[後期]のキービジュアルとなっている、天使の羽の先に希望の光が灯る小谷元彦による全⻑約6mで現在も制作中の新作彫刻作品の展⽰が決定した。
「音」のインスタレーションを展開する⼩林武史さんに加えて、伊勢谷友介さんや2021年にアーティストやキュレーター、そのほか芸術に関わるアジアの専⾨家ネットワークとして結成された「プロダクション・ゾミア」の参加も決定し、全21組の参加アーティストが発表となった。
豪華ゲストアーティストによるライブステージ
期間中は、小林武史さんとゲストアーティストによる「回復への音with White Deer (Oshika)」と題したライブの開催が決定。
ゲストアーティストに、8月21日(日)スガ シカオ、9月3日(土)Salyu、9月18日(日)青葉市子を迎え、ホワイトシェルビーチから音楽を届ける。現在、チケットの先着販売受付中。詳細はオフィシャルサイトにて。
⽯巻で味わう食体験「セッションダイニング」
さらに、さまざまな「出会い」から⽯巻の⾷の魅⼒を発信していくフードセッション・リーダーズのプロデュースのもと、⽯巻でしか味わうことの出来ない⾷体験「セッションダイニング」を開催。全国の才能あふれるゲストシェフと共に地元の料理⼈が新たな食体験を生み出す。
さらに、9月10日(⼟)、11日(⽇)には、和歌⼭「Villa AiDA」オーナーシェフの⼩林寛司さんと⼩林武史さんによる、⾷と⾳楽のコラボレーション企画の開催も決定。リスペクトし合う2⼈がそれぞれの領域を重ね合い、五感を開き体験する「食」を通じて“いのちのてざわり”を表現するイベントだ。
「セッションダイニング」の予約は、7月16日(⼟)よりPeatixにて受付スタート。日時や参加シェフは公式サイトにて確認して欲しい。
リボーンアート・パスポートも販売
休祭日を除く会期中、何回でもアート作品の鑑賞が可能な「リボーンアート・パスポート」も販売中。宮城県民パスポートは前売り・当日同額となっている。
目と耳と舌と、心で。感性を震わせる同イベントは見逃せない。
Reborn-Art Festival 2021-22[後期]
会期:8月20日(土)〜10月2日(日)
休祭日:8月24日(水)、9月7日(水)、14日(水)
会場:宮城県 石巻市街地(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)、牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)
オフィシャルサイト:https://www.reborn-art-fes.jp
(hachi)